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ワインの記録は何を残す?味の印象を後から思い出すメモと写真のコツ

また飲みたくなって探したとき、見つけられたのは、似たワインだけでした。メモには名前も産地も品種も書いてあったのに、同じものだと言える1本にはたどり着けませんでした。

思い出したかったのは、味の印象です。その味の感想も、メモに自分の言葉で残していました。

では、後から思い出して、もう一度同じ1本に出会うには、何をどう残しておけばいいのでしょうか。名前だけでなく、メーカー名と収穫年、ラベルの写真まで残しておけば、探し直す手がかりは増えるはずです。

目次

ワインを後から探したとき

きっかけは、また飲みたくなったこと

飲んだワインを後から探そうとしたきっかけは、もう一度飲みたくなったことです。知りたかったのは、どんな味だったかでした。

メモに書いていたこと

手がかりは、そのとき書いたメモです。メモには、次の6つを書いていました。

メモの項目後から探すときの使い道(一般的な目安)
ワインの名前同じ銘柄を探す
産地や品種似た味のワインを探す手がかりにする
味の感想好みに合っていたかを思い出す
一緒に食べたもの次に合わせる料理を考える
飲んだ日や場所いつのことだったかを思い出す
値段買い直すときの目安にする

味の感想は、点数や記号ではなく、自分の言葉で書いていました。

見つかったのは似たワインだけ

メモを手がかりに探し直した結果、見つかったのは似たワインだけでした。名前も産地も品種も書いてあったのに、なぜ同じ1本にたどり着けなかったのかまでは、分かりません。

ここで言えるのは、メモに名前があっても、それだけで同じ1本が見つかるとは限らないということです。

ワインのラベルの読み方

ワインの名前には4つのタイプがある

ここからは、私の体験ではなく、ラベルの読み方の一般的な説明です。キリン(メルシャン)のワインの基礎知識では、ラベルにいちばん大きく書かれるワインの名前を、次の4つのタイプに分けています(2026年10月17日に確認)。

名前のタイプ中身
ブドウ品種名使ったブドウの品種を名前にしたもの
メーカー(ワイナリー)名造り手の名前。造り手の個性を出したものが多い
産地名村や畑などの細かい産地。ブルゴーニュなどに多い
商品(ブランド)名メーカーが独自に付けた名前

同じページでは、ほかに収穫した年(ヴィンテージ)やメーカー名がラベルに並ぶ例を挙げています。名前が品種名や産地名のタイプだと、同じ名前のワインがいくつものメーカーから出ていることがあります。記録するときは、名前と一緒にメーカー名と収穫年も残しておくと、同じ1本を探し直す手がかりが増えるはずです。

品種から味をイメージする

同じページによると、ヨーロッパ以外の新しい産地のワイン(新世界のワイン)の多くは、主なブドウ品種をラベルに書いています。代表的な品種の味は、次のように説明されています。

品種説明(キリン・メルシャンの資料より)
カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)渋くて濃く、コクがある。長く熟成させるタイプ
ピノ・ノワール(赤・ロゼ)明るいルビー色。産地によって軽いものからしっかりしたものまで
シャルドネ(白)産地や気候によって味がさまざま
リースリング(白)しっかりした酸味と上品な香り。辛口から甘口まで

メルシャンの一部のワインでは、裏ラベルに味わいのチャートも載っています。赤は甘辛度・渋味・味の厚み、白とロゼは甘辛度・酸味・味の濃さの目安です。

ボトルの形も手がかりになる

同じページでは、ボトルの形からも味の傾向をつかめるとしています。ブルゴーニュ型は単一の品種で造る繊細なワイン、ボルドー型は複数の品種を合わせた複雑で厚みのあるワインに多い、という説明です。写真にボトル全体を入れておけば、形もあとから見返せます。

日本ワインのラベル

日本で造られたワインのラベルについては、国税庁の果実酒等の製法品質表示基準が表示のルールを決めています(2018年10月30日から適用、2026年10月17日に確認)。

ラベルの表示意味
日本ワイン国内で収穫されたぶどうだけを使い、国内で造ったワイン
地名・ぶどうの品種名・収穫年使ったぶどうの85%以上が条件を満たすときに表示できる
濃縮果汁使用・輸入ワイン使用原料に濃縮果汁や輸入ワインを使ったことを示す

ワインの記録で残したいもの

写真

私は今も、ワインの写真を残しています。ラベルを写しておけば、名前の書き写しを間違えたときや、メーカー名・収穫年を書きもらしたときも、写真から確かめ直せます。

味の感想は自分の言葉で

味の感想は、自分の言葉で書いたものが残っています。ほかの人の解説を写すより、自分が飲んだときに何を感じたかのほうが、後から読み返したときに思い出しやすいはずです。

残すもの役割
名前・メーカー名・収穫年同じ1本を探し直す手がかり
ラベルの写真書き写しの間違いや書きもらしを確かめ直す
味の感想(自分の言葉)どんな味だったかを思い出す

記録の項目の例

私のメモの6項目に、ラベルの読み方で出てきた項目と、味の書き方を合わせると、記録の項目は次のようになります。全部を毎回埋める必要はなく、分かるところだけで足ります。

まとまり項目
いつ・どこで飲んだ日、場所、一緒に食べたもの
どのワインか名前、メーカー名、産地、品種、収穫年、値段
どんな味か見た目、香り、味、好きかどうか
見返すためラベルとボトル全体の写真

味を言葉にするのがいちばん面倒だった

記録をつけていて面倒だったのは、味を言葉にすることです。

言葉にしにくいときは、見た目・香り・味の3つに分けて、一言ずつ書く形があります。全部をうまく表そうとせず、気づいたことだけを短く書けば、メモとしては足ります。裏ラベルに味わいのチャートがあれば、その項目(甘辛度・酸味・渋味など)を借りて書くのも一つの方法です。

分けて書くところ書き方の例
見た目色の濃さ、明るさ
香り最初に感じた香り
味酸味、渋み、重さ、好きかどうか

表の「書き方の例」は、私の感想ではなく、書くときの項目の例です。

同じワインを別の日に飲んだとき

同じワインを別の機会に飲んだとき、印象は前回と似ていました。

似ていたかどうかを比べるには、前回の感想が残っている必要があります。前回のメモがあれば、2回目の印象と並べられます。

YOINで記録してみた

ワインの記録には、自作アプリの「YOIN」も使いました。YOINの紹介ページでは、外観・香り・味わい・酸味・渋み・ボディ・好みを記録でき、2件の記録を並べて比べられると説明しています。同じワインを別の機会に飲んだときの印象を見比べることもできます。ワイン10件までは、期間の制限なく無料です(2026年10月17日に紹介ページで確認)。

ワインの保管については、ワインセラー不要?普通の冷蔵庫でもワインは美味しく保管できる!で書いています。

まとめ

また飲みたくなって探したとき、見つかったのは似たワインだけでした。メモには名前も産地も品種も、自分の言葉の味の感想も残していましたが、同じ1本までは探し直せませんでした。

ワインの名前は、品種名や産地名のこともあり、名前だけでは1本に決まらないことがあります。後から同じ1本に出会うために残したいのは、名前・メーカー名・収穫年、ラベルの写真、自分の言葉で書いた味の感想です。味を言葉にするのは面倒でも、見た目・香り・味に分けて一言ずつなら書けます。

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この記事を書いた人

30代ブロガー
いろいろあって苦労したことの備忘録
少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです✨

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