どうも、自作PC沼にハマった男「たっく」です。
予算30万円もかけて作ったPCは、一体どんな構成なんだ!?気になる!
そんな疑問を解消すべく、今回は自作PC歴8ヶ月の僕が作った「初自作PC&現在の自作PC構成」を理由とレビューを踏まえて解説していきます。
構成やパーツ選びは、こだわりだすとキリがないですからね・・・自作PC初心者だけじゃなく、今後の構成に悩んでいる人にも参考になるはず。
- 予算30万円で作った構成(パーツ)
- その構成にした理由とレビュー
一例ですが「予算30万円の構成」が分かるので、今後の構成選びのヒントになるかもしれません。気になる人は、ぜひ読み進めてみてください。
初自作PCを組んだ目的
私の場合はフレンドとゲームをするために自作PCを用意することにしました。
どんなゲームを始めようとしたかというと、バンダイナムコのブループロトコル(現在制作中)というMMORPGです。早々にフレンドがBTOパソコン(いわゆる自分でカスタマイズできるメーカーパソコン)を購入し、「たっくもゲーム用のPC用意してゲームが出たら一緒にやろうぜ!」って言われました。
なので、「ならゲーム用のパソコンを用意するか」と思い組む運びとなりました。
BTOパソコンではなく自作パソコンにした理由
どうせデスクトップパソコンを用意するなら出来合いのものではなく「自分で作ってみたい」という思いが強かったため、自作パソコンという選択をしました。
PC自作に興味が湧いたのは、もともとアスキーのジサトラというYouTubeチャンネルを見ていたからです。今から三年ほど前だったと思いますが、当番組の出張ジサトラという企画で地元近くのパソコンショップでのイベントに参加しました。イベント自体はPC自作を実演するというものです。
そこから、実際にイベントを見て「あー、自作PCっておもしろそうだなあ」と思いました。実際に作成したのは3年後なわけですが、、、(笑)
3年後に作成となったのは、以下の3点が理由です。
- どうせ買うなら自分が気に入ったものを買いたい
- ちょっとお金に当時は余裕がなかった
- 作ってもそれを生かしきれないのでは?
ただ、前述したゲームタイトルの予定発売時期が近づきフレンドが実際にPCを用意しました。そしたら、フレンドに「早くお前も買って別のゲームでもしてブループロトコル出るの待ってようぜ」と急かされ、とりあえずゲーム用途として生かせるから用意しようと準備を始めました。
それでも、構成を考えてはいろんな動画を見て構成を見直したりしていく感じで、すぐには作成できませんでした。なぜなら、自分が欲しいと思う構成で考えると予算50万近くになったからです。その間、動画を見ていたこともあり作りたいという気持ちだけは強くなっていました。
そんなタイミングで、知人に「ヘッドフォンを買いたいから視聴しにいきたいから付き合ってよ!と誘いをうけ、少し遠出をして電子街へ行きます。「どうせならパソコンパーツちょっと見ていい?」っと軽い感じでPCパーツを見に行くことにしました。結果、自作PCを買いたい&作りたい欲が爆発して初自作PCパーツを購入してました。
何とか予算30万くらいになるようにと考えていたのですが・・・。
実際にパーツを直でみて、BTOではなく自作PCのほうが良いと感じ作成しました。では実際の構成内容を次で紹介していきます。
初代PC構成内容
基本コンセプトは以下の3点です。
- 白ベース
- 高性能(ゲームや動画配信など可能)
- 長期利用
構成 | 製品名 | 値段 | 購入元 |
OS | Windows 10 (64-bit 日本語版) | ¥0 | 再利用 |
CPU | AMD Ryzen 9 5900X | ¥76,800 | アプライド |
マザーボード | ROG STRIX B550-A GAMING | ¥21,980 | ワンズ |
メモリ | F4-3600C18D-32GTRS | ¥22,550 | ワンズ |
GPU | GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE/LHR | ¥84,700 | アプライド |
SSD | 980 PRO MZ-V8P1T0B/IT | ¥22,480 | ツクモ |
電源 | SUPER FLOWER LEADEX PLATINUM SE 1000W-WT | ¥21,340 | ツクモ |
クーラー | ROG STRIX LC 240 RGB WHITE EDITION | ¥22,000 | アプライド |
ケース | MONTECH AIR X WHITE | ¥9,599 | ツクモ |
キーボード | REALFORCE RGB TKL R2TLA-JP4G-BK | ¥27,760 | ツクモ |
マウス | Xtrfy M4 RGB 有線 ゲーミングマウス | ¥9,999 | ツクモ |
※価格は税込。購入時点の購入元価格参考 | ¥319,208 |
結果的に予算オーバーの32万円の構成となりました。
CPU:AMD Ryzen 9 5900X
CPUは物理12coreのAMD Ryzen 9 5900Xを選択しました。CPUはインテルとAMDが主に流通しているのですが、当時の物理コア基準で考えるとAMDの方が有利な点が多いのでこちらを選択しました。その中でも長く高性能が維持できるものという選び方です。
マザーボード:ROG STRIX B550-A GAMING
マザーボードは、AMDに対応するマザーボードで GPU拡張、PCIe Gen4を基準にレーン数が多めのものを選択しました。 他の部分を拡張する予定でマザボとCPUは長めに使用するつもりのためです。
メモリ:F4-3600C18D-32GTRS
メモリーは、色をシルバー、ホワイト系にしたかったためDDR4でマザーとの接続をできるだけ早いものを選択しました。応答速度が3600MHzのものです。あとは単純にかっこいいので選んでます。
GPU:GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE/LHR
GPUは白でかっこいいものを選びました。あと、ポイントとしては最新のRTXが触れる性能で選択しています。
SSD:980 PRO MZ-V8P1T0B/IT
記憶媒体はM.2SSDで速度重視のものを選びました。容量は、ゲームが主目的だったので1Tです。
電源:SUPER FLOWER LEADEX PLATINUM SE 1000W-WT
電源は、白で1000W以上の電源で電力変換効率が高めのものを選択しました。これを選択したのは、ケーブルまで白いものだったからです。
クーラー:ROG STRIX LC 240 RGB WHITE EDITION
CPUクーラーは、単純に白いのとマザーボードメーカーと合わせたのが選定理由です。CPUが高性能なため簡易水冷にしました。
ケース:MONTECH AIR X WHITE
ケースは、電子街でひとめぼれしたものです。20cm径のファンが二基前面搭載だったので、コスパも割といいと判断して選びました。正直これがきっかけで作成に踏み切ったといっても過言ではないです。
キーボード:REALFORCE RGB TKL R2TLA-JP4G-BK
PC周辺機器は、まったくもっていなかったのでキーボードも購入しました。かっこよくて、長持ちする丈夫さが売りのリアルフォースの中から選定しました。
マウス:Xtrfy M4 RGB 有線 ゲーミングマウス
マウスも持っていなかったので購入しました。選定理由は、限定モデル版&白基調でかっこいいからです。
予算30万円かけて作ってみた感想
始めて作った感想は「自作は楽しい」です。
ただ、作成時点の正直な感想は「値段が高いな~」です。まあ、妥協をほとんどしなかったので仕方ないのですが、こだわると値段のきりがないので注意が必要だと思いました。初心者や激安で組みたいという人は、予算5万円から沼にハマっていくのもいいかもしれません。
ほかにも思ったことなども含めて整理すると・・・
- 自作は楽しい
- 組むのは結構労働力がいる(汗かきながら組んでました。)
- ケース配線がめんどくさい
- マニュアルは大事
- きれいなケーブル配線は慣れが必要
なかでも、自作すること自体が想像以上に楽しかったため沼にハマっていきました。
現在の構成→総費用60万円
沼にはまった結果のPCがこちらです。
初代から現在の構成は以下のとおりです。
※マーカー部分( 追加分 変更前)を変更しました。
構成 | 製品名 | 値段 | 購入元 |
OS | Windows 10 (64-bit 日本語版) | ¥0 | 再利用 |
CPU | AMD Ryzen 9 5900X | ¥76,800 | アプライド |
マザーボード | ROG STRIX B550-A GAMING | ¥21,980 | ワンズ |
メモリ | F4-3600C18D-32GTRS | ¥22,550 | ワンズ |
GPU | GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE/LHR | ¥84,700 | アプライド |
ZT-T20600H-10M | \54,980 | ツクモ | |
GALAX GeForce RTX™ 3090 HOF(中古) | \212,070 | じゃんぱら | |
SSD | 980 PRO MZ-V8P1T0B/IT | ¥22,480 | ツクモ |
電源 | SUPER FLOWER LEADEX PLATINUM SE 1000W-WT | ¥21,340 | ツクモ |
クーラー | ROG STRIX LC 240 RGB WHITE EDITION | ¥22,000 | アプライド |
ケース | MONTECH AIR X WHITE | ¥9,599 | ツクモ |
PM-N-FLAME-ATX-WHITE-KAI | \18,800 | アーク | |
キーボード | REALFORCE RGB TKL R2TLA-JP4G-BK | ¥27,760 | ツクモ |
マウス | Xtrfy M4 RGB 有線 ゲーミングマウス | ¥9,999 | ツクモ |
ケースファン | DEEPCOOL FK120 | \1,100 | Amazon |
※価格は税込。各購入時点 | ¥606,158 |
GPU:ZT-T20600H-10M
RTX2060を追加しました。沼にはまったきっかけといってもいいパーツです。
ちなみに、私はマイニング(記事作成予定)を趣味で行っています。最初は興味本位でマイニングってどんなもんかなと元のGPUでやってみたら、OCなどで調整をして性能を引き出すというのにはまりました。そこで「GPU一つだとなんか物足りないな」と思い、まだスロットも空いてるのでネットで新しいGPUを購入しました。一世代前のGPUなのは、マイニングの規制がないGPUだからです。サイズは、GPUをもともとあったものと合わせて二つ差して問題ないものを選びました。
マイニングですが、電気代を考えると稼げないので稼ぐ目的の方はやめておいたほうがいいです。稼ぐならばマイニングリグなどの用意が必要です。多くのGPUとそれに電気を供給する電源ラインが必要になります。自分は趣味の範囲でちょっとやってる感じです。
GPU:GALAX GeForce RTX™ 3090 HOF(中古)
HOFブランドのGPUを追加しました。
前述したようにRTX2060を追加したわけですが、さらにGPUを追加しました。実はもともと欲しかったメーカーブランドがこちらです。本当ならば、RTX3080TIが欲しかったです。ですが、初代作成時点では売り切れ、その後の再販もない状態で入手するには中古しかなかったです。買ったのは沼に使って、もう感覚がマヒしてたからですね。
「今つかっているGPUは本当に欲しかったものじゃない!」
「かっこいいお気に入りをメインで使いたい!」
って理由で購入してしまいました。
結果、3つのGPUを所有することになりました。
ケース:PM-N-FLAME-ATX-WHITE-KAI
ケースも更新しました。オープンフレームと呼ばれる開放型のケースです。
理由は、RTX3090を使うことになったからです。前のケースにはぎりぎり入るには入ったのですが、取り付けサイズがかなりギリギリで扱いがつらかったです。あと「冷却もオープンフレームのほうがいいのでは?」と思い長尾製作所さんのオープンフレームホワイト改を購入しました。電源が前のケースでは見えなかったので見えるこのケースを選択しています。当然、色は白基調で統一させました。
開放型にすることによって、一番のお気に入りのHOFのGPUが眺められて満足しています。
ケースファン:DEEPCOOL FK120
冷却用にケースファンを追加しました。
オープンフレームにしたわけですが、3090のメモリジャンクションは簡単に100度近くにいく状態でした。なので冷却用にファンを追加しました。現在のPCを見てもらうとわかりますが、GPUの上に直置きで冷却しています。選定理由は、最近コスパがいいと評判のDeepCoolというメーカーさんを試してみたかったからです。本当は白いのがあれば欲しかったんですが、ファン単体の白はなかったので仕方なく黒いファンを購入しました。
このファンを追加したことで、温度は2度ほど低下しました。
総額60万円かけたけど沼からは抜け出せそうにない
カスタマイズしていくのが楽しくて、どんどんパーツを追加し自作沼に浸かりました。
もともとはゲームをするために自作PCを作り始めたわけですが、以下の3つの理由で別の方向にはまっています。
- ブループロトコルのゲーム配信予定が延期の延期
- GPUでちょっと遊んでみるつもりが思いのほか楽しい
- 所有欲を満たしてくれている
60万円の40近くはGPUですから・・・さすがに短期間で買いすぎですね(反省)。
まだまだGPUは、別の型番も欲しいなと思います。さらに、インテルのアルダーレイクSはCPUとして面白そうです。なので、また別のPC自作するのも楽しそうだな&したいなと思っています。カスタマイズできる自作PCはとても楽しいですし、自作は楽しんだもん勝ちですが、パーツはよく考えて購入しましょう。
以上、自作PC沼にハマった男「たっく」の自作構成でした。
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