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エクストレイルT33オーナーが買う前に知っておきたかったこと|e-Pedal Step・立体駐車場・タイヤ交換の現実

エクストレイルT33を買うか迷っているとき、調べることはだいたい決まっています。e-POWERの燃費、e-4ORCEの走り、3列目の広さ、値引き。

それでも、乗り始めてから「これは買う前に知っておきたかった」と思ったことがあります。燃費の話でも、装備の話でもありません。答えは車の外にありました。

その答えは最後に書きます。先に、オーナーとして使っていて引っかかったことを、日産の公式の数字と並べて書いていきます。オーナーの感想だけなら「それはあなたの使い方の話だ」で終わってしまう。だから、確かめられる数字は、できるだけ公式の資料から引きました。

目次

私がT33を選んだ理由

一言で言えば、トヨタより日産が好きだったからです。

とはいえ、何も比べずに決めたわけではありません。SUVは一通り見て、トヨタのランドクルーザーとも比べました。最後の決め手は、値段と見た目とサイズでした。

サイズは決め手の一つでした。ただ、そのサイズは、駐車場やタイヤ交換の場面で効いてきます。好きで選んだ車でも、使ってみて初めて気づく細かいことはあります。ここから先は、その細かいことの話です。

まず押さえておきたいT33の大きさ

T33は、写真で見るより大きい車です。日産の主要諸元表(2026年9月版)では、次のとおりです。

項目数値
全長4,690mm
全幅1,840mm(ドアミラーを開くと約2,065mm)
全高1,720mm
車両重量1,750〜1,900kg(グレード・駆動方式で違う)
最低地上高185〜200mm(グレード・駆動方式で違う)
最小回転半径5.4m

街中で困るのは、全長よりも全高と全幅です。この二つが、あとで書く立体駐車場の話にそのままつながります。

e-Pedal Stepを毎回オンにする手間

T33に乗って最初に面倒だと感じたのが、e-Pedal Stepでした。

e-Pedal Stepは、アクセルペダルを戻すだけで、ある程度まで減速できる機能です。私は基本的にオンで使いたいと思っています。

ところが、私のT33では、パワースイッチを切って乗り直すたびに、e-Pedal Stepがオフに戻ります。乗るたびに、ボタンを押し直すことになります。

そこで私は、毎回オンになるように少し手を加えました。「スイッチ押し太朗」という社外品を付けて、起動すると自動でオンになるようにしています。純正のスイッチはそのまま使えるので、市街地ではオン、高速道路では必要に応じてオフ、という使い分けもできます。付け方と、使うスイッチ押し太朗の種類は、e-Pedal Stepを毎回押すのが面倒なときの記事にまとめました。

ただし、これから買う人は事情が違います。日産の公式FAQでは、2025年9月以降のT33は、e-Pedalの状態を記憶できるようになったと案内されています。設定で記憶をオンにしておけば、乗り直してもオンのままです。記憶をオフにしている場合は、これまでどおりオフに戻ります。

社外品を付ける前に、自分の車がどちらの時期のものかを確かめてください。新しいT33なら、設定を一つ変えるだけで済みます。

機械式の立体駐車場に入るか

マンションや街中の駐車場で、機械式の立体駐車場を使う人は多いと思います。T33を買う前に、ここは必ず確かめておきたいところです。

機械式の駐車場には、入れられる車の寸法や重さの制限があり、その制限は駐車場ごとに表示されています(国土交通省の告示による)。数字は駐車場によって違います。全高1,550mmまでのところも多く、その場合、全高1,720mmのT33は入りません。全幅が1,800mmまでのところにも入りません。重さの上限が1,800kgのところでは、グレードによっては重さで引っかかります。

買う前に、使う予定の駐車場の制限表示を見て、全長・全幅・全高・重量の四つを照らし合わせるのが確実です。

私は、T33が入る機械式の立体駐車場を選んで使っています。それでも気になっているのは、タイヤの側面に色がつくことです。傷ではないのですが、これが嫌です。ホイールのほうは、傷がついたこともあります。

色がつく原因として考えられるのは、入庫のときに車が真ん中からずれて、タイヤやホイールがガイドレールやパレットの縁に当たることです。空気圧が低いときや、止まったままハンドルを切ったときも、タイヤの側面に負担がかかります。側面の深い傷は修理できないことが多いので、色がついた場所は、ときどき目で確かめておくと安心です。仕組みと対策は、機械式立体駐車場でタイヤは傷む?に詳しく書きました。

タイヤ交換を自分でやるときの現実

スタッドレスへの履き替えくらい自分でやろう、と考える人もいるはずです。私もジャッキアップしたことがあります。

やってみると、T33のタイヤを自分で替えるのは大変でした。私の実感では、40cmくらい上がるジャッキでないと無理です。

以前の記事で計算したときも、タイヤを地面から浮かせるには、おおよそ30〜35cm持ち上げる必要がありました。そのうえ、ジャッキを車の下に差し込むときの高さは低いほうがよく、90mm以下が目安です。低く差し込めて、高く上がる。この両方を満たすジャッキでないと、T33では作業が進みません。

ジャッキをかける位置は、取扱説明書で確かめてください。位置と必要な高さの考え方は、エクストレイルT33のジャッキアップポイントと適正高さで詳しく書いています。ホイールナットの締め付けトルクは、日産の案内では108N・m(11kg・m)です。日産は、タイヤの交換は販売会社に相談するよう案内しています。

ホイールを替えるなら

私のT33のホイールは、RAYSのボルクレーシング(VOLK RACING)のプログレッシブモデルです。大きさは22インチだったと思います。選んだ理由は、かっこよかったからです。

替えてみて、乗り心地は少し悪くなりました。選ぶときは、車検に通る範囲のものにしています。金額は、だいたい60万円くらいです。

今はもっとかっこいい、マットな感じのホイールもあるので、次に替えるならそちらにしたいと思っています。

ホイールを替えるときに確かめたい数字は、日産の公式FAQに出ています。

  • PCD:114.3mm、5穴
  • ハブ穴径:66mm
  • 純正のインセット:40mm(基準車の18・19インチ)
  • 純正のタイヤサイズ:235/60R18(基準車の一部)、235/55R19(Gなど)、AUTECHとNISMOは255/45R20

日産は、ほかの車のホイールは、リムの幅やインセットが同じでも使えない場合があると案内しています。社外ホイールは、T33に合うかどうかを確かめてから選ぶ必要があります。純正は18〜20インチなので、22インチは社外品で大きく上げる形です。乗り心地や干渉、重さの増え方は、エクストレイルT33に22インチタイヤはアリか?とエクストレイルT33のタイヤをインチアップするならで整理しました。

維持の手間とお金

バッテリーについては、これまで気になったことはありません。交換もしていないと思います。e-POWERの駆動用バッテリーの寿命と保証は、エクストレイルT33のメインバッテリー寿命は何年?で詳しく書いています。

3年目の初回車検は、72,500円でした。最初に見積もりを見たときは高いと思いましたが、内訳を見ると、むしろ安い部類でした。詳しくはエクストレイルT33の3年車検費用72,500円は高い?安い?に書いています。

買う前に知っておきたかったこと

最初に「答えは車の外にあった」と書きました。私が買う前に知っておきたかったのは、投資の知識です。

e-Pedal Stepの設定も、立体駐車場の制限も、タイヤ交換の手間も、調べればわかります。投資の知識は、車のことをいくら調べても出てきません。

もし投資のことを知っていたら、たぶん私はこの車を買っていないと思います。

これは、T33の出来の話ではありません。私のお金の使い方の話です。

T33を買うか迷っている人が、この記事で燃費や装備よりも先に考えることがあるとしたら、それは車のことではなく、自分のお金のことかもしれません。

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この記事を書いた人

30代ブロガー
いろいろあって苦労したことの備忘録
少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです✨

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