マクドナルド景品表示法に違反成形肉は体に悪い?

こんにちはTac^^です。
消費者庁は7月24日、日本マクドナルドが2017年8月に販売した「東京ローストビーフバーガー」「東京ローストビーフマフィン」の広告に景品表示法に違反する行為があったとして措置命令を行ったと発表しました。

目次

マクドナルド景品表示法に違反成形肉は体に悪い?

これら商品のテレビCMで、ローストされたブロック肉をスライスする映像を放送していたものの、実際は過半数で成形肉を使っていたとのこと。

同庁はこれが優良誤認(実際のものよりも著しく優良であると示すこと)に当たるとしています。
同庁は日本マクドナルドに対し、優良誤認について消費者に周知することや、再発防止策を講じることなどを命じています。

成形肉は体に悪い?

成型肉自体には特に問題はありません。
ただ、少なくとも必ず結着剤は添加されています。
それらの食品添加物を避けたいという方にはおすすめしません。
しかし、成型肉で使われる食品添加物はハムやソーセージ・市販のハンバーグなどで当たり前に使われているものです。
くず肉の使用についても同じことが言えます。
食品添加物やくず肉の使用をもって成型肉を害悪とするのは根拠が薄いと言える。
成型肉でも、中には一枚肉と見間違うような出来のものもあります。
数年前にこれが某ステーキチェーン店で問題となりました。
あれなどは実は20年近く前からずっと使われていたのですが、ほとんど誰も気付いていませんでした。
私自身もまだ成型肉の情報が少なかった頃に知人に指摘されて、現物を目の前にしてもまだ半信半疑でした。
味が悪いわけでもなく、他の一枚肉よりも価格が安く設定されており、暴利を貪っていたわけでもないと思います。
実質的には市販のハンバーグと大差ないものですが、それから十数年も経って報道されると大きな反響を呼びました。
本来の問題は成型肉の表示がなく、消費者が一枚肉と勘違いしていた点にあったはずです。
その後、公正取引委員会から不当表示の勧告が出されましたが、そもそも外食産業について本来はこれらの表示義務がないので微妙な解釈だったと思います。
そのステーキチェーン店では社長の交代劇にまで発展し、成型肉はすっかり悪徳な食品としてのイメージが定着してしまいました。
一部の高級品などを除いて、基本的には商品価値の低い肉に付加価値をつけて販売するのが食肉加工品です。
畜肉を余すところなく利用するという意味において、私は成型肉自体を否定しようとは思いません。
ただし最近は減ってきましたが、成型肉であることを隠蔽し、消費者を誤解させるような商品には注意したいものです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次