パチプロ、スロプロで生活はできるのか?やるべきことはとは何か?

こんにちはTac^^です。

噂には聞くが、本当に実在しているかどうか、よくわからないのがパチンコやパチスロで生計を立てている「パチプロ」あるいは「スロプロ」と呼ばれる人々。

彼らは、どんな生活を送っているのだろうか。

また、「パチプロ」「スロプロ」になるのはどうすればいいのだろうか。

パチプロ、スロプロで生活はできるのか?やるべきことはとは何か?

そんな疑問に答えるべく、「スロプロ」になろうとして半年間ほど本気でパチスロに取り組んだものの、挫折した経験があるというフリーライターのA氏に話をまとめた。

目次

きっかけは?

スロプロになろうと思い立ったのは、2009年の後半くらい。

当時、メインで記事を書いていたパチンコ雑誌が休刊になり、仕事が一気になくなったところで、果たしてスロプロになれるのかどうかを試してみようと思ったのがきっかけ。

やることは?

まず、スロプロの基本は、とにかく設定が高い台を打って、低設定台を打たない。

  1. 高設定を打つために、高設定を頻繁に入れる優良店に通い、日頃のデータを取って、設定を入れる傾向を分析。
  2. そして、高設定が入りそうな台を予想して、朝イチから並ぶ。
  3. それで、見事高設定台をツモれたら閉店まで打ちまくるのみ。
  4. 高設定台でないと判断したら、すぐにヤメて、別の高設定台らしき台を探して打つ。
  5. もしも高設定らしき台がなければ打たずに待つ。

と、これをただただ繰り返すだけ。

スロプロが毎日やるべきことは、データ収集。

朝から打つ場合は、その前の日の閉店間際に店に行き、出玉状況をチェック。

  • 「この台は今日出ていないから、明日設定を上げてくるかもしれない」
  • 「あっちの台は、今日明らかに高設定の挙動だったから、明日は下げてくるかもしれない」

などと予想をします。

また、閉店時のリールの出目をチェックしておいて、翌日の朝に変更したかどうかを見ます。

もしも出目が変わっていれば、店側が何らかの操作をしたこととなり、設定を変えてきた可能性が高まります。

そういった細かいデータをできる限り収集。

閉店前のデータを家に持ち帰り、翌日に高設定が入りそうな台を予想。

ネットの掲示板などでも情報を収集し、第3候補くらいまで選んでおきます。

そして、当日の朝はもちろん朝イチから打つのですが、入場順は抽選で決まります。

もしもここで早い番号が引ければ、狙い台を打つのみ。

しかし、遅い番号を引いてしまったら、ほぼ終了。

朝イチから、高設定ではないと予想している台を打たされるわけであり、当然負ける可能性も高くなるのです。

イチの台をちょっと打ってあまり状況がよくないようなら、すぐにヤメて高設定らしき台が空くまで、打たずに店の中をウロウロ。

これが何より苦痛だと話している。

しかも、空いたらすぐにライバルに座られてしまうので、空いた瞬間を見逃さないように注意を払っていないといけない。

スロプロを目指すなかでもっともつらい時間だという。

そういう感じで「高設定台だけを打つ」という基本を崩さないように、朝から晩までパチンコ店で過ごすのが「スロプロ」。

入場抽選の時間を入れると朝の9時くらいから夜の11時くらいまで、約14時間の拘束。

家に帰ってからも、機種に関する予習やデータの分析が必要なので、実労時間は更に上乗せ。

また、打つ台がないときは昼食でも食べて休憩もできますが、高設定台を掴んだときは、休みなく打ち続けます。

お腹は空くし、腰は痛いし、大きな音と光で頭はぼーっとしてくるしで、体力的にはかなりハード。

実際に丸々1日打ち続ける日は、月に15日くらい。

半日くらいで切り上げる日が10日ほど。

残りは休日としていました。

週休2日が確保できるかどうかという感じですね。

そして、1か月の収支は平均してプラス12万円くらい。

たまに40万円くらいプラスになる月もあれば、マイナスになってしまう月もあった様子。

実際に続いた期間は?

このようなスロプロ生活が続くのも3か月くらいが精一杯。

高設定台を打って、たくさん出ているときはテンションも上がりますが、それ以外の時間は特に楽しいことなどありません。

その結果、だんだんとデータ収集を怠るようになり、さらには高設定ではないと分かっていても「打ちたいから」ということで打つようになり、どんどん負けていってしまいます。

とにかく、ストイックでなければいけないのが「スロプロ」。

少しでも「楽しみたい」という気持ちがあると、あっという間に負け始めてしまう。

結局彼は、そこまでストイックになりきれず、半年で音を上げてしまいました。

必死になって頑張れば、たしかにパチスロで稼ぐことも可能かもしれませんが、そのために費やす時間と労力を考えると、はっきりいって割に合いません。

ギャンブルで生活するというと「ラクして生きる」というイメージですが、その実情はまったくの逆。

普通に仕事をしたほうがよっぽどラクだと考えられるのではないでしょうか。

参照:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180212-00000004-moneypost-bus_all&p=3

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