”無知の知”意味は?ソクラテス哲学→プラトンが普及

こんにちはtacです。

本日は、自分が意識している座右の銘をご紹介します。

それは「無知の知」です。

無知というのは何をする上でもよくないことですが、

この言葉の意味は、

「知らないことを自覚する」

です。

プラトンが書き記したソクラテスの言葉が格言のように変化して日本に定着した言葉です。

その意味は、先に説明したように「知らないことを自覚する」という意味のソクラテス哲学の基本の概念。

告訴されたソクラテスが法廷で弁明する場面を描いたプラトンの著書『ソクラテスの弁明』にその記述があります。

語られている箇所を紹介します。

その人と対話をしていて私にはこう思われたのです。
「この人は、他の多くの人間たちに知恵ある者だと思われ、とりわけ自分自身でそう思い込んでいるが、実際はそうではない」と。
私は帰りながら、自分を相手にこう推論しました。
「私はこの人間よりは知恵がある。この人は知らないのに知っていると思っているのに対して、私のほうは、知らないので、ちょうどそのとおり、知らないと思っているのだから。どうやら、なにかほんの小さな点で、私はこの人よりも知恵があるようだ。つまり、私は、知らないことを、知らないと思っているという点で」と。

知らないことはよくないことかもしれません。

しかし、「知らないということを知っている」ということは自身が欠点を自覚しているということです。

何をするにしても

「”知らない”から仕方がない」

ではなく

「”知らないということを知っている”からどうするのか」

と考えることができます。

ただの”無知”より”無知の知”の状態がより建設的な考え方ができると思いますし、

よりよい人生になるのではないかと考えています。

”ただの無知”にだけんらないよう心掛け”無知の知”を知ったらそれを改善できるといいのではないでしょうか?


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