【目的別】予算5万円!自作PC初心者オススメのパーツ&構成を考えてみた

予算5万の自作PC

どうも、自作PC沼にハマった男「たっく」です。

予算5万円くらいしかないけど、自作PC初心者でも作れるのかな?

そんな疑問を解消すべく、今回は自作PC歴8ヶ月の僕が「予算5万円で作れる、初心者にオススメな目的別構成」を解説していきます。

ポイントを抑えて構成を考えないと、オーバースペックになる可能性があります。特に自作PC初心者で、予算が少ない人は注意が必要ですね。

この記事で分かること
  • 予算が少ない場合のポイント
  • 予算5万で作れる目的別のオススメ構成
  • その他オススメの5万円台PC

予算5万円ほどでも作れる構成が分かるので、低予算で目的に合った自作PCが作れます。気になる人は、ぜひ読み進めてみてください。

目次

予算が少なくても失敗しない構成のポイント

Ryzen

予算が少ない場合の構成ポイントは以下の3点です。

  • 使用目的を明確にする
  • 今使っているPCのスペックを知る
  • 流用できるものがあるか

使用目的を明確にする

自作PCはいろいろなパーツを様々なメーカーから選べるので十人十色の構成が作れます。なので、まずは使用目的を明確にしましょう。目的別の構成は後程詳しく紹介していきます。

ざっくりわけると以下の5つに分類できます。

  • ゲーム用
  • 画像・動画編集用
  • 仕事用(テレワーク)
  • TV・ネットサーフィン用
  • とりあえず自作PCを作ってみたい人用

どれも「全部行いたい」とか、「性能をよりいいものがいい」となると5万円での作成は難しくなります。ですから、なおさら使用目的を明確にしておきましょう。

今使っているPCのスペックを知る

使用目的がはっきりしたら、次は性能のレベルを把握しましょう。

すると、パーツ選びが楽になります。一つの目安として、もし現在使っているPCがあるのならばそのPCのスペックを把握しましょう。そうすると、少なくともそのPCと同じ程度でよいのか?それより上なのか?それより下でも大丈夫なのか?と、判断できます。

いやでも、PCもってないから自作したいんだけど

という方は展示品や会社など身近で実際に触れるパソコンでスペックを参考にしてみてください。最後のほうにも紹介しますが、既製のデスクトップPCなどのスペックも参考にできると思います。

流用できるものがあるか

次に流用できるものがあるか確認してみましょう。

自作PCに付属品は原則ありません。例えば、以下の5点です。

  • マウス
  • キーボード
  • モニター
  • OS
  • ソフト

これに関しては、自分の好きなものを利用できるのが自作PCのメリットでありデメリットでもあります。なので、安く済ませるためにはこういった周辺機器は流用できるものはしていきましょう。PCをもっているのであればOSの流用が可能な場合もあります。モニターはテレビを利用しても問題ありません。

実際に私は40インチのフルHDテレビ、OSを流用しています。そのため、今回の記事で紹介する構成は周辺機器およびソフトの有無は個人によって大きく違うため「PC本体のみ」の構成になっています。

【目的別】予算5万円で作る構成

自作PCパーツの配線作業

予算5万円で、以下の5つの目的別にオススメの構成を解説します。

  • ゲーム用
  • 画像・動画編集用
  • 仕事用(テレワーク)
  • TV・ネットサーフィン用
  • とりあえず自作PCを作ってみたい人用

ゲーム用

CPU、GPU性能が重要なPC構成です。

ゲームはどちらかといえば、GPUに重きを置いた構成となります。ですが、予算的に別でつけるグラフィックカード難しいです。なので、CPUに内蔵されているGPUを利用する形で構成しています。そのため、最低の解像度でのゲームをする感じになります。高解像度で高fpsのゲームを行いたいのであれば、今回の構成を参考にCPU、GPUを高性能のものにアップグレードしてみてください。その際は同時に電源容量も合わせて大きいものに変更してください。

カテゴリー型番値段(記事作成時点)
CPUCore i3-12100 4コア(P-core 4(3.3GHz)/8スレッド/Sigle P Turbo(4.3GHz)/Smart Cache 12MB/UHD Graphics 730/TDP60W17,710円(税込)
マザーボードH610MH12,100円(税込)
ケースZALMAN T83,380円(税込)
電源SMART 350W V2 -STANDARD- (PS-SPD-0350NPCWJP-W)4,680円(税込)
メモリーCT2K8G4DFS82667,270円(税込)
SSDSNVS/500G7,680円(税込)
合計52,820円

画像・動画編集用

編集用PCについても基本的には、ゲームのスペックと同程度のものが必要となってきます。

つまり、高性能ゲームPCは基本的に高性能編集にも向いています。若干違うのが、ゲームはマルチタスクの優先度が若干ですが低く、編集用は高いという感じになります。なので、CPUが若干ゲームよりマルチタスク向けのものが理想的です。こちらに関しても、処理速度の向上をさらに高めたい場合はCPU、GPUを高性能のものにアップグレードしてください。その際は同時に電源容量も合わせて大きいものに変更してください。

カテゴリー型番値段(記事作成時点)
CPUCore i3-12100 4コア(P-core 4(3.3GHz)/8スレッド/Sigle P Turbo(4.3GHz)/Smart Cache 12MB/UHD Graphics 730/TDP60W17,710円(税込)
マザーボードH610MH12,100円(税込)
ケースZALMAN T83,380円(税込)
電源SMART 350W V2 -STANDARD- (PS-SPD-0350NPCWJP-W)4,680円(税込)
メモリーCT2K8G4DFS82667,270円(税込)
SSDSNVS/500G7,680円(税込)
合計52,820円

仕事用(テレワーク)

編集用ほどではありませんが、CPUがマルチタスクに向いたものを選びましょう。

例えば、ZoomをしながらPPを利用するなど多少のマルチタスクをするがあるからです。

カテゴリー型番値段(記事作成時点)
CPUPentium Gold G7400 2コア(P-core 2(3.7GHz)/4スレッド/Smart Cache 6MB/UHD Graphics 710/TDP46W9,880円(税込)
マザーボードH610MH12,100円(税込)
ケースZALMAN T83,380円(税込)
電源SMART 350W V2 -STANDARD- (PS-SPD-0350NPCWJP-W)4,680円(税込)
メモリーCT2K8G4DFS82667,270円(税込)
SSDSNVS/500G7,680円(税込)
合計44,990円

TV・ネットサーフィン用

基本的にネットブラウジングができる程度です。

マルチタスク量は少ないと思うので、仕事用より同程度か少し下くらいの性能でいいと思います。

カテゴリー型番値段(記事作成時点)
CPUPentium Gold G7400 2コア(P-core 2(3.7GHz)/4スレッド/Smart Cache 6MB/UHD Graphics 710/TDP46W9,880円(税込)
マザーボードH610MH12,100円(税込)
ケースZALMAN T83,380円(税込)
電源SMART 350W V2 -STANDARD- (PS-SPD-0350NPCWJP-W)4,680円(税込)
メモリーCT2K8G4DFS82667,270円(税込)
SSDASU650SS-240GT-R3,880円(税込)
合計41,190円

とりあえず自作PCを作ってみたい人用

練習用ということで金額を抑えているため、性能度外視で構成しています。

組み立てを楽しむだけを考えた構成になります。お子様のPC自作の練習、とりあえず作ってみたいという方向けの構成です。その後のカスタマイズも踏まえて考えた最小構成となっています。

カテゴリー型番値段(記事作成時点)
CPUCeleron G6900 2コア(P-core 2(3.4GHz)/2スレッド/Smart Cache 4MB/UHD Graphics 710/TDP46W6,580円(税込)
マザーボードH610MH12,100円(税込)
ケースZALMAN T83,380円(税込)
電源SMART 350W V2 -STANDARD- (PS-SPD-0350NPCWJP-W)4,680円(税込)
メモリーF4-2133C15S-4GNT by リンクスインターナショナル1,800円(税込)
SSDASU650SS-120GT-R 2,680円(税込)
合計31,220円

予算5万円で購入できるパソコンを買うのもあり

ノートパソコンとメモ帳とスマホとコーヒー

予算5万で既製のパソコンを購入するのはどうなの?

既製ノートパソコン参考例

ノートパソコンだと「とりあえず自作」レベルの性能のものが多い印象です。

既製パソコン参考例

通常のデスクトップパソコンだと予算5万で新品はまず難しいです。NUCなど呼ばれるミニPCが性能をぎりぎり高めて購入できるラインになります。ただし、基本的にCPU性能は、一世代以上前になる場合多く性能が見劣りする部分があります。

個人的には、予算5万で急を要してないPCを考えるのであればカスタマイズ性が高い自作PCをお勧めします。自作そのものも楽しいですよ。

ただ、急ぎでパソコンが必要ということであれば既製品を購入することは否定しません。ただ、スペックもわからずに購入するとオーバースペックやスペック不足に陥りがちです。オーバースペックは長期利用する前提であれば元は取れるかもしれません。ですが、低コストを考えるのであればスペックをしっかり意識することが大事だと思います。

予算5万円で既製品を購入を検討すると、自作PCより低スペックになる場合が多いです。

予算5万円でも自作PCは作れる

結論としては「予算5万円で自作PCは作れます」が、下記のような妥協点は出ます。

  • パソコン本体のみ
  • ゲーム、画像・動画編集には向いてない

今回、ご紹介したゲーム用&編集用PCですが、使用環境やソフトによってはすぐにパフォーマンス不足になりやすいです。そういう方は、今回の予算5万自作パソコンを参考に、予算を増やしてカスタマイズすることをお勧めします。カスタマイズの際には、以下の4点を参考に変更してください。

  • CPU:インテルi5以上
  • GPU:RTX3050以上
  • メモリ:16GB以上
  • 電源容量:500W以上できれば700W以上
  • SSD:容量1T以上

全ての構成はカスタマイズがしやすいように、インテルの最新チップセットのマザーボードで組んでいます。今回は予算5万円という制限で構成を考えたので、用途的に性能不足になる部分があります。ですが、カスタマイズしていくのが自作PCの楽しみだと思います。なので、あくまでこれをベースとして自分に合ったものを、予算との折り合いをつけながらアップグレードしていくのが良いと思います。

改めて、構成のポイント3点は以下のとおりです。

  • 使用目的を明確にする
  • 今使っているPCのスペックを知る
  • 流用できるものがあるか

これらを意識しながら自分に必要なパーツを把握して、自作PC作りを成功させましょう。

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