ストレス解消のため、みなさん食べ過ぎていませんか? 歳を重ねるたびに、私たちのお腹の脂肪は増えやすくなります。
そんな悩める皆さんのために、お腹の脂肪を撃退できる2つのエクササイズをご紹介いたします!
お腹の脂肪を効果的に減らすためには、計画的で持続可能な運動が重要です。カウントダウン式のトレーニングは、その達成感とモチベーション維持に最適です。ここでは、カウントダウン式の運動を取り入れた具体的なプランを紹介します。
カウントダウン式運動の基本
カウントダウン式運動とは、回数や時間を少しずつ減らしていく方法です。例えば、最初は高回数から始め、セットごとに回数を減らしていきます。これにより、運動の負荷を調整しやすく、達成感を味わいながら継続できます。
おすすめトレーニングの手順
まず、ケトルベルスイング(ダンベルの使用も可)を10回繰り返します。続いて、間髪入れず、スクワットスラストを10回繰り返します。
次に休憩なしでスイングを9回、スクワットスラストを9回繰り返します。このように反復回数を減らしながら、それぞれの回数が回ずつになるところまで続けます。この方法を“カウントダウン運動”と言います。
たった2つのエクササイズですが、計算してみてください。各10回から1回まで、トレーニングを完遂したときには、2つのエクササイズをそれぞれ55回、合計で110回の反復運動を行うことになるのです。運動はスピーディーに行います。1回の反復に費やす時間は平均わずか約3秒。つまり110回の反復運動を5分前後で行うこととなります。筋肉は熱くなり、(良い意味で)息が上がります。簡単すぎる、または速すぎる、と思われるなら、まずは挑戦してみてください。最後までやり遂げることすら難しいことが、よ~く分かるでしょう。
しかし、完全にできなくても良いのです。最初は始めの回数を減らして、無理のない回数から始めてください。そして体の状態が改善されるに従って、徐々に回数を増やしていきましょう。
でも、覚えておいてください。ランニングにせよ、リフティングにせよ、筋肉を動かすためにはエネルギーが必要なのです。そしてこのトレーニングでは、同じ長さの時間、ジョギングをするよりもはるかに多くの筋肉が動くのです。また、運動後は代謝が上がった状態が何時間も持続します。
その上、このエクササイズはジョギングとは異なって、関節に負担がかからないのです。従って、強い負荷をかけても「衝撃の少ない」運動であり、体重の重い人にとっても、理想のエクササイズとなるのです。
さらに最高なのは、家から1歩も出ずに実行できるという点です。ケトルベルかダンベルが1つあれば、それだけでよいのですから。
1. ケトルベル(またはダンベル)スイング
腰を後ろに引いて上体を前に倒し、両腕が伸びた状態で体の正面に両手でケトルベル(またはダンベル)を持ちます。次に両手で持ったケトルベルを、両脚の間に下げます。そして殿部を締め、勢いよく腰を前に押し出し、ケトルベルを肩の高さまで振り上げます。ケトルベルを持ち上げるときは腕の力で動かそうとせず、勢いに任せてください。次は逆の動きです。再びケトルベルを両脚の間に振り降ろします。決して腰を丸めてはいけません。股関節で上半身を倒すとき、腰は自然なアーチを描くよう意識してください。そして、ケトルベルの振り上げ、振り降ろしを繰り返します。
2. スクワット・スラスト
肩幅より少し広めに、足を広げて立ちます。殿部を突き出し、膝を曲げてしゃがんでいき、両手を床につけます。両足を後ろに蹴り伸ばして、腕立ての姿勢になります。次に直ちに元の姿勢に戻るように動き、腕立てからしゃがんだ姿勢、そしてまっすぐに立った姿勢へと戻ります。ここまでで、1回分として数えます。
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