レーシックの費用はいくら?本当の料金相場から後悔しないクリニック選びまで徹底ガイド

目次

レーシックの費用相場と価格帯を知る

レーシック(LASIK)にかかる費用は、クリニックや施術方式によって幅があります。まずは日本国内での一般的な相場を押さえておきましょう。

  • 両目の費用相場:15万円~40万円が一般的。安いところで10万円台、高精度・最新機器導入クリニックでは30万円~50万円に達するケースもあります。
  • 片目の費用相場:おおよそ7万円~25万円。とはいえ多くのクリニックでは両目セット価格を提示しており、片目だけの施術は少数派です。
  • 検査・再診料:初診・検査、アフターケアを含めると全体ではさらに2万〜5万円の上乗せになることが多いです。

「安い」レーシックは本当にお得か?コストだけに惑わされないポイント


費用だけを見て飛びつくのは危険です。低価格を武器にするクリニックには、以下のようなリスクが潜んでいることも。

  • 検査・アフターケアが別料金:表示価格に含まれず、後から追加請求されることも。
  • 施術内容の違い:レーザー精度、使用マイクロケラトームの種類、エキシマー機器の違いで仕上がりや安全性に影響。
  • ドクターの経験値:症例数や技術力の差が結果に直結します。安さだけで選ぶと、後々の再手術や視力トラブルに対応してもらえない可能性も。

費用に影響するレーシックの種類と特徴


レーシックには有名な「スタンダードレーシック」以外にも複数の方式があり、費用も異なります。代表的なものをチェックしましょう。

  1. スタンダードレーシック(準標準):もっともオーソドックスで、相場は15万〜25万円。安全性とコストのバランスが取れています。
  2. iLASIK(フェムトレーザー + エキシマレーザー):完全にレーザーで角膜を切開する最新方式で、30万〜45万円程度。
  3. オールレーザー(フェムトレーザー + トポグラフィガイドレーザー):角膜形状に合わせた個別治療で、40万〜55万円と高価。
  4. ハイグレードレーシック:夜間視力や乱視、近視の強度などに対応したスペシャル仕様。50万円以上の価格帯が多いです。

追加料金のチェックポイントを見逃すな


各クリニックでは、以下のような料金を明示していないことがあります。契約前に必ず確認しましょう。

  • 初診・精密検査料:無料が多いですが、1〜3万円かかることも。
  • 追加検査・シミュレーション料:角膜形状の確認や、仕上がりイメージ再確認などで追加料金が発生するケースもあります。
  • 術後の定期検査料金:1回無料/2回まで無料のところが多いが、3回目以降や長期間のフォローは別料金となることもあるため、一括で確認しておく方が安心です。
  • 追加治療・再手術費用:視力調整のための再施術(リタッチ)が必要になった場合、別料金で3万円〜10万円かかるケースもあります。
  • 麻酔や点眼、薬代:施術当日の麻酔、術後の目薬などが別料金である場合もあるため、総額評価が重要です。

レーシック費用を抑えるためのコツ


無理なく費用負担を減らすために、次のような方法があります:

  • キャンペーンやモニター価格を活用:多くのクリニックで「モニター患者募集」による割引や、季節ごとにキャンペーンを実施しています。モニター条件(施術後の写真提供やアンケートなど)を満たす代わりに、10万〜20万円台に抑えられることも。
  • 分割・医療ローンを利用:数十万円が一括で払えない場合、信販会社との提携で金利ほぼ0%の分割払いが可能なこともあります。
  • 比較サイトの活用:広告費をかけていないクリニックや、小規模な専門医院も見つかるので、費用比較に役立ちます。

後悔しないクリニック選び:費用以外の選定基準

  • 施術実績(累計症例数):明記されている場合は必ずチェック。数千例〜数万例の実績が見られると安心感が増します。
  • 術前説明の充実度:CTや角膜形状解析、ドライアイ検査などを含めた丁寧な説明と検査があるクリニックを選びましょう。
  • 使用機器の明示:フェムトレーザー、エキシマレーザーの機種名やメーカー、導入年度などを確認。「最新機器」として、FDA承認済や厚生労働省の認可機器であることが望ましいです。
  • アフターケアと再処置体制:無料の定期検診期間がどのくらいか、異常が出たときの対応はどうなっているか、再処置が保障されているかを確認。
  • 医師の経歴と情報開示:担当医の経歴、学会認定(日本眼科学会、日本レーザー屈折矯正学会など)が明確なクリニックは信頼性が高いです。

レーシックを選ぶ前に知るべき費用以外の重要ポイント

  • 術前・術後の視力変動:施術直後は良好でも、数日〜数週間で視力が変化する場合があります。6ヶ月間くらいの安定期間を見込んだ治療スケジュールを組みましょう。
  • ドライアイリスク:施術直後にドライアイが強くなるケースもあります。目薬や栄養補助(涙液散布など)を含めたケア予算も確保しておくことが大切です。
  • 違約金・キャンセル規定:予約キャンセル・変更時のポリシーを事前に確認。直前キャンセルで違約金が発生すると、費用感が変わってしまうこともあります。

まとめ:レーシック費用を賢く選んで、後悔しない治療へ

両目レーシックの費用相場は、おおよそ15万円〜40万円が標準ラインですが、スタンダード方式から最新方式まで施術方式によって20万円〜55万円ほど幅があります。検査料・点眼・再診・アフターケア・再手術料金などの追加費用も加えると、さらに数万円〜十万円単位の上乗せもあり得ます。

一方で、モニター割引やキャンペーンを活用すれば、30万円台のハイグレード方式が20万円台で受けられることもありますし、分割制度で負担を抑えることも可能です。

ただ費用だけに注目して安いクリニックを選ぶのではなく、「施術方式」「医師の技術・実績」「アフターケアの内容」「検査から再診までの対応」を総合的に比較することが、後悔しない選択への近道です。

あなたが安心して、視力回復への一歩を踏み出せるよう、信頼できるクリニックとの巡り合わせが叶いますように。

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