Googleマップで自宅の住所を検索したら、なぜか出てこない。
しかもAmazonで商品を注文しようとしているなら、「この住所、本当に荷物が届くのか?」と不安になるはずです。
新築住宅や新興住宅地では、住所は正式に存在するのにGoogleマップには表示されないことがあります。ピンが隣の家に立っていたり、番地を検索しても道路の真ん中を指したりすることさえあります。
では、Googleマップに住所が出なければAmazonの商品も届かないのでしょうか?
結論から言えば、Googleマップに住所が表示されないだけで、Amazonの荷物が必ず届かなくなるわけではありません。
ここはかなり重要です。
Googleマップの住所データとAmazonの配送システムが完全に同じものだと考えるのは危険です。一方で、配送員が場所を確認するときに地図情報が正しくないと、配達が遅れたり、電話確認が必要になったりする可能性はあります。
私なら「Googleマップに出ないから放置」で済ませません。
まず正式な住所を確認し、Amazonの配送先を見直し、それでもGoogleマップがおかしければGoogle側にも修正を申請します。
この順番が一番シンプルです。

Googleマップで住所が出てこなくてもAmazonの商品は届く?
まず一番気になる部分から整理します。
GoogleマップとAmazonの住所判定は同じとは限らない
Googleマップで自宅住所を検索して表示されなかったとしても、それだけでAmazonがその住所を「存在しない住所」と判断するとは限りません。
元の記事では、この2つをかなり強く結び付けていました。
しかし、少なくともAmazonとGoogleの公式情報を確認した限り、Amazonが配送先住所をGoogleマップの住所データだけで判定していると確認できる公式情報はありません。
そのため、
「Googleマップに出ない」
↓
「Amazonでも住所不存在になる」
↓
「配送できない」
と単純に考えるべきではありません。
実際の配送ではAmazon自身の配送網だけでなく、商品や地域によってさまざまな配送方法があります。
Googleマップに出ないこととAmazonの配送不可は、いったん別問題として考えた方がいいです。
ただし地図の位置が間違っていると配送員が迷う可能性はある
だからといってGoogleマップを無視していいわけでもありません。
Google自身も、Googleマップでは「荷物が配送される場所」を含め、住所やピンの位置を追加・修正できると案内しています。
Googleマップ公式ヘルプ:
地図に載っていない住所またはピンの場所の間違いを修正する
つまり、Google側も住所と実際の建物位置がずれる問題を想定しているわけです。
特に、
・新築住宅
・新しい分譲地
・新興住宅地
・再開発された地域
・道路が新しく作られた地域
・同じ番地に複数の建物がある地域
では注意した方がいいです。
私なら、住所が検索できないだけならそこまで焦りません。
しかし、Googleマップのピンが数十メートル以上離れた場所に立っている場合は修正します。
配送員から見ても、その方が圧倒的に分かりやすいからです。
Googleマップで住所が出てこない主な原因
では、なぜ正式な住所なのにGoogleマップで表示されないのでしょうか。
いくつか原因があります。
新築住宅でGoogleマップへの反映が間に合っていない
最も考えやすいのが新築です。
家が完成して住所が決まっても、その瞬間に世界中の地図サービスへ情報が反映されるわけではありません。
特に大規模な造成地では、
「道路はあるのに番地が出ない」
「住宅は完成しているのに地図では空き地」
ということがあります。
人間社会では住所が決まったら全システムへ一斉送信、とはならないらしいです。残念ながら行政、地図、通販会社が一つの巨大データベースで動いているわけではありません。
この場合はGoogleマップから住所の追加を申請できます。Googleは、地図に載っていない住所をユーザーから追加できる仕組みを用意しています。
Googleマップのピン位置だけがずれている
住所そのものは検索できても、ピンの位置が間違っているケースもあります。
これはかなり厄介です。
たとえば、
自宅は道路の東側なのに西側へ案内される。
マンションの入口ではなく建物の裏側へ案内される。
同じ番地に複数の住宅があり、違う家へピンが立つ。
このような状態です。
Googleマップでは住所だけでなく、ピン位置の修正も申請できます。
特に一戸建ての場合は、建物中央付近へ正しくピンを合わせて申請すると分かりやすくなります。
住所の表記方法が違っている
住所表記も確認しておきたいところです。
たとえば、
「1丁目2番3号」
と
「1-2-3」
は人間なら同じ住所だと簡単に判断できます。
しかしシステムでは、入力方法によって検索結果が変わる場合があります。
また、
・旧住所を入力している
・町名変更前の住所になっている
・番地と部屋番号が混ざっている
・マンション名を住所欄へまとめて入力している
といったケースもあります。
まず住所そのものが正しいのか確認してください。
最初に日本郵便で正式な住所を確認する
私はGoogleマップより先に日本郵便を確認します。
なぜなら、まず「自分が入力している住所自体が正しいか」を切り分けたいからです。
郵便番号検索から住所を確認する
日本郵便には公式の郵便番号検索があります。
郵便番号から地域を検索したり、住所から郵便番号を検索したりできます。
ここで、
都道府県
市区町村
町域
郵便番号
を確認します。
マンション名や部屋番号は別として、まず町名まで正しいかを確認してください。
Googleマップだけを住所の正解として考えない
ここはかなり重要です。
Googleマップで検索できないからといって、
「自分の住所が存在しない」
と考える必要はありません。
Googleマップは行政の住所証明書ではありません。
そのため私は、
- 正式な住所を確認する
- Amazonの住所を確認する
- Googleマップを修正する
という順番にします。
いきなりGoogleマップを疑って何度も住所を書き換えるより、この方が圧倒的に早いです。
Amazonで商品が届かない場合に確認すること
Googleマップがおかしいだけでなく、実際にAmazonの配送で問題が起きている場合はAmazon側も確認します。
Amazonのお届け先住所を確認する
まずAmazonアカウントのお届け先住所を確認してください。
特に確認したいのは、
・郵便番号
・都道府県
・市区町村
・番地
・建物名
・部屋番号
・受取人名
です。
マンションの場合は部屋番号が抜けていないか必ず確認します。
たとえば、
「東京都○○区○○1-2-3 ○○マンション101号室」
まで必要なのに、
「東京都○○区○○1-2-3」
だけになっていれば、配送員からすればどこに届ければいいのか分かりません。
Googleマップ以前の問題です。
配送指示に目印を追加する
Amazonでは配送指示を設定できます。
Amazon公式情報でも、お届け先の目印やアクセス方法を配送指示として設定できることが案内されています。
これはGoogleマップの位置が分かりにくい住宅ではかなり便利です。
たとえば、
「青い外壁の家」
「○○公園の向かい」
「細い道路を入って2軒目」
「表札は○○」
「建物北側が入口」
といった情報です。
ただし、必要以上の個人情報を書く必要はありません。
配送員が建物を特定するために必要な最低限の情報だけで十分です。
Googleマップのピンが違うなら目印を書く価値は高い
住所は合っている。
Amazonにも正しく入力している。
それでも毎回配送員から電話が来る。
この場合は、地図上の位置情報が分かりにくい可能性があります。
私ならAmazonの配送指示を追加したうえで、Googleマップにも修正申請を出します。
両方やってしまうのが早いです。
Googleマップに自宅住所を追加・修正する方法
住所自体に問題がなければ、Googleマップを修正します。
パソコンから住所を修正する
Google公式ヘルプでは、パソコンの場合、Googleマップで住所を検索して「編集を提案」から住所やピン位置を修正できます。
大まかな流れは、
- Googleマップを開く
- 自宅住所を検索する
- 「編集を提案」を選択する
- 「間違ったピンの場所または住所」を選択する
- 正しい住所を入力する
- 送信する
となります。
Googleマップ:
住所自体が存在しない場合も追加できる
住所検索をしてもまったく出てこない場合は、新しい住所として追加できます。
Google公式ヘルプでも、地図上に存在しない住所を追加する方法が案内されています。
新築住宅ならこちらに該当する可能性があります。
iPhoneからでも修正できる
iPhoneやiPadのGoogleマップアプリからも住所を修正できます。
Googleの案内では、
住所を検索
↓
「編集を提案」
↓
「住所を修正」
↓
建物の位置へ地図を合わせる
↓
住所情報を入力
↓
送信
という流れです。
スマホだけでも対応できます。
Googleビジネスプロフィールへの登録は必要?
元記事ではGoogleビジネスプロフィールへの登録も対策として紹介していました。
ただ、これは少し整理した方がいいです。
普通の自宅なら登録する必要はない
個人宅の住所をGoogleマップに出したいだけなら、Googleビジネスプロフィールを作る必要はありません。
Googleビジネスプロフィールは、店舗や事業者向けのサービスです。
普通の住宅ならGoogleマップの住所修正機能を使えば十分です。
「Amazonの商品を届けてもらうためにGoogleビジネスプロフィールを作る」
というのはおすすめしません。
かなり遠回りです。
店舗や事業所ならGoogleビジネスプロフィールを検討する
一方で、
店舗
事務所
教室
美容院
飲食店
クリニック
など、顧客が訪れる事業所なら話が変わります。
Googleでは、事業者がビジネスプロフィールを設定して住所や営業時間などを管理できる仕組みを用意しています。
この場合はGoogleビジネスプロフィールを利用する意味があります。
Googleマップを直せばAmazon配送トラブルは完全になくなる?
残念ながら、そこまで単純ではありません。
配送業者によって使うシステムは違う
Amazonの商品は、すべて同じ配送員が同じ地図を使って届けているわけではありません。
配送方法や配送業者によって利用する住所情報や配送システムが異なる可能性があります。
だから、
「Googleマップを直したからAmazonも必ず直る」
とは言い切れません。
逆に、
「Amazonで届かないからGoogleマップが原因」
とも限りません。
ここを混同すると原因探しが長引きます。
Amazonで届かない場合はAmazonへ問い合わせる
Amazon側で配送不可になった。
何度も住所不明になる。
配送済みなのに商品がない。
このような問題が続くのであれば、Amazonのカスタマーサービスへ問い合わせた方が早いです。
Googleマップを何度も編集しても、Amazon側の登録住所や配送処理に問題があれば解決しません。
原因ごとに問い合わせ先を分けるべきです。
新築でGoogleマップに住所がない場合のおすすめ対処順
新築なら、私は次の順番で対応します。
1.正式な住所を確認する
まず契約書類や役所関係の書類、日本郵便の郵便番号検索などで住所を確認します。
2.Amazonへ正しい住所を登録する
郵便番号、番地、建物名、部屋番号まで確認します。
特に部屋番号抜けは避けたいところです。
3.Amazonの配送指示を追加する
住宅が分かりにくい場合は、
「白い建物」
「○○公園向かい」
など、配送員が判断できる情報を追加します。
Amazonでも配送先の目印やアクセス方法を設定できると案内されています。
4.Googleマップの住所とピンを確認する
住所が検索できない、またはピン位置が間違っているならGoogleへ修正を申請します。
5.Amazonで問題が続くなら問い合わせる
ここまでやっても配送できなければ、Amazon側へ問い合わせます。
これが一番現実的です。
Googleマップに住所が出ないときによくある疑問
Googleマップに住所がなくても郵便物は届く?
正式な住所として存在し、郵便番号や住所が正しく記載されていれば、Googleマップに表示されていないことだけを理由に郵便物が必ず届かなくなるわけではありません。
Googleマップと郵便サービスは別の仕組みです。
Googleマップに住所を登録すればすぐ反映される?
修正内容はGoogle側で確認されるため、送信した瞬間に必ず反映されるわけではありません。
そのためAmazonで商品を受け取りたい場合、Googleマップの反映を待つだけではなくAmazon側の住所や配送指示も確認しておくべきです。
Amazonで住所を入力できれば問題ない?
多くの場合はまず正しい住所を登録することが重要ですが、入力できたから絶対に配送トラブルが起きないとは限りません。
新築や分かりにくい場所なら配送指示も追加しておいた方が安心です。
Googleマップに自宅を載せるのは危険?
住所そのものとGoogleマップ上の位置情報は公開情報として扱われる場合があります。
ただし、個人名や電話番号などまでGoogleマップへ登録する必要はありません。
普通の個人宅であれば、Googleビジネスプロフィールを作る必要もありません。
まとめ:Googleマップに住所がなくてもAmazonが届かないとは限らない
Googleマップで自宅住所が出てこないと、かなり不安になります。
特にAmazonで頻繁に買い物をするなら、
「これ本当に届くのか?」
と思うのは当然です。
しかし、Googleマップに住所が表示されないことと、Amazonで配送できないことは同じではありません。
ここを混同しないことが重要です。
まず確認する順番は、
- 正式な住所を確認する
- Amazonのお届け先住所を確認する
- Amazonの配送指示を追加する
- Googleマップの住所・ピンを修正する
- Amazonで問題が続くなら問い合わせる
これで十分です。
特に新築では、家は完成しているのにデジタル地図だけが取り残されることがあります。
住所は存在しているのにネット上では存在しない扱い。なかなか妙な話ですが、珍しくありません。
だからこそ、Googleマップだけを原因と決めつけず、正式な住所、Amazon側の登録、Googleマップの3つを切り分けて確認するのが正解です。
私ならGoogleマップの修正申請を出しつつ、Amazonには正しい住所と分かりやすい配送指示を登録します。
それが最も手間が少なく、配送トラブルを減らしやすい方法です。


コメント