スマホの利用頻度が高い人は、やっぱり通信速度制限って気になりますよね。
今回は、通信速度制限の解除方法や、通信速度制限を気にせずにスマホを使い続けるためのテクニックについてご紹介します。
通信速度制限の解除はいつなのかを知るには、使っている携帯電話の通信速度制限のタイプが、どのようなものなのかを確認しなくてはなりません。
通信速度制限のタイプ
大きく分けて2つあります。
月次タイプ
月ごとに通信の高速利用ができるデータ容量が決められています。
契約したデータ容量を超えた場合には通信速度制限がかかり、低速になるというものです。
月内でデータ通信を使う量がだいたい決まっている人に向いています。
例えば、3GBの月次タイプのプランを利用していて、月末締めだった場合、
月の最終週で3GBの利用を超えてしまえば、翌月頭になるまで低速モードになってしまいます。
日次タイプ
1日ごとに高速利用が可能なデータ容量が決まっています。
毎日一定の量のデータ通信を利用する人は、日次タイプのほうがストレスなく使えるでしょう。
例えば、110MBの日次タイプのプランを利用している場合、
1日の途中で110MBを超える利用があれば翌日まで低速モードで利用することになります。
でも翌日になればまた110MBまで高速で利用できます。
使用できるデータ通信量を超えてしまった場合、通信速度の制限解除はいつになるのでしょうか?
キャリアや契約状況によってどのように異なるのか、見ていきましょう。
大手携帯3大キャリア
docomo、au、SoftBankの大手携帯電話会社は、月次タイプにあたるプランを提供しており、月ごとのデータ容量を選ぶことができます。
そのデータ容量を超えた場合の通信速度の制限や、解除のルールは、以下の通りです。
【docomo】
auと同じく、通信速度制限の解除タイミングは翌月1日です。
解除は順次対応となっており、日付が変わった直後に制限解除されるわけではありません。
またXi契約でFOMA端末をご利用の場合、3日間で300万パケット以上の利用があった場合は、他のユーザーと比較して通信速度が遅くなる可能性があるとされています。
しかし、具体的に通信速度制限をかけるルールは表記されていません。
回線の混雑状況に応じて、データ通信の遅さを感じる場合はあると認識しておきましょう。
【au】
通信速度制限の解除タイミングは翌月1日です。
ただし、日付が変わった瞬間には適用されないこともありますのでご注意ください。
また、月次の通信速度制限のほか、回線の混雑状況に応じて3日間で6GB以上の利用をした場合に速度制限がかかる可能性があります。
この場合は、上記条件の使用量を超過した翌日の13時頃から始まり、24時間後に解除されます。
【SoftBank】
SoftBankは、契約の締め日を選択することができ、選択した締め日によって通信速度制限解除のタイミングが変わります。
末締めの場合は、docomoやauのように翌月1日に解除されます。
ほかにも10日締めと20日締めがありますが、それぞれ翌日に解除されるようになっています。
プランによっては、直近3日間で3GB以上利用した場合、回線の安定を確保するために一時通信速度制限がかかる場合があります(スマ放題/スマ放題ライトは対象外です)。
速度制限がかかるタイミングは3GB以上の利用が確認できた日の翌日からで、午前6時~翌日午前6時の24時間が通信速度制限の対象になります。
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