大野奨太登録抹消脳震盪登録抹消特例措置とは?

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中日大野奨太捕手(31)が11日、出場選手登録を抹消された。

「脳しんとう特例措置」の対象で、10日以内でも再登録が可能。

12日に吉見一起投手(33)を登録するため、この日は交代要員を登録しなかった。

大野奨は8日の阪神戦(京セラドーム大阪)で石崎から左側頭部に死球を受け、交代。

打撲と診断されていた。前日10日は通常の試合前練習をこなしていた。試合には出なかった。

目次

脳震盪登録抹消特例措置

2016年シーズン途中から、プレー中の交錯などで脳震盪を起こし出場選手登録を抹消された場合、規定の10日間を経過せずとも再登録が可能とする特例措置が導入された

この特例により出場選手登録を抹消する場合は代替選手を指定して出場選手登録することができ、抹消選手が10日以内に復帰する場合はこの代替選手が出場選手登録を抹消される。

この代替選手はこの抹消から10日間経過していなくても再度出場選手登録することができる。2016年6月に今浪隆博が最初の適用者になった

大野 奨太

 

(おおの しょうた、1987年1月13日 – )は、中日ドラゴンズに所属する岐阜県大垣市出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。

経歴

プロ入り前

小学校時代は岐阜県の荒崎野球少年団に所属し、捕手・投手・三塁手をこなす。中学時代は西濃ボーイズで三塁手としてプレーし、岐阜県選抜にも選ばれた。中学時代の夢は県内屈指の名門校である県立岐阜商業高校でプレーすることだったが、岐阜県選抜のメンバーの多くが同校に進学を考えるなか、あえて岐阜総合学園高校に進学した。

高校時代は1年生の夏から三塁手のレギュラー。秋にチームの正捕手が肩を壊したため捕手へ転向した。2年生と3年生の夏に2年連続で岐阜大会の決勝に進むが2年連続決勝で敗れ、甲子園の土は踏めなかった。最後の夏の相手は県立岐阜商業高校だった。高校通算29本塁打。

高校卒業後、東洋大学へ進学。1年春からベンチ入りするも2学年上に田中大輔が居たため公式戦の出場機会が少なかった。3年春から正捕手となり、チームの4季連続優勝と明治神宮野球大会2連覇に貢献。4年生春には捕手として22年ぶりとなる最高殊勲選手に選ばれ、3年生春から4季連続でベストナインに選ばれた。東都大学リーグ通算55試合出場、166打数43安打、打率.259、6本塁打、19打点。

2008年のNPBドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズから1巡目で指名。契約金1億円、年俸1,300万円(金額は推定)という条件で入団した。入団当初の背番号は28で、日本ハムがドラフト会議の1巡目で捕手を指名したのは、1998年に實松一成を指名して以来2人目であった。

日本ハム時代

2009年、春季キャンプで一軍に抜擢され、そのまま開幕一軍入り。4月5日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で初出場。4月11日の福岡ソフトバンクホークス戦で初先発出場。藤井秀悟を好リードし、無失点で切り抜けた。以後も先発投手が藤井の時は大野が先発出場し、鶴岡慎也と相性が良いダルビッシュ有と八木智哉を除く先発投手の際も、大野が先発出場する試合があった。8月にインフルエンザによる発熱が原因で数試合を欠場するも、シーズンを通して一度も出場選手登録を抹消されなかった。日本シリーズ第5戦(11月5日、東京ドーム)では、史上初めて新人捕手として先発出場を果たした。

2010年、引き続き鶴岡と併用され正捕手を争った。前年オフに藤井が読売ジャイアンツへ移籍したが、この年にチーム最多の14勝を挙げた武田勝など、主に左投手の先発試合で捕手として先発起用され、前年よりも出場機会を増やした。また、前年にはなかった八木やダルビッシュの先発試合での先発出場を経験した。

2011年、開幕直前に鶴岡が顔面陥没骨折の怪我を負ったため、鶴岡が復帰するまでは全試合に先発出場したが、復帰後は鶴岡の先発出場が次第に増えていき、相対的に大野の先発出場数は減少していった。10月15日に腰痛のためプロ入り後初めて出場選手登録を抹消されるも、パ・リーグクライマックスシリーズ・ファーストステージ第1試合で復帰した。最終的に打率やOPSは前年より下がったものの102試合に出場、盗塁阻止率はリーグ1位の.323を記録した。

2012年、再び鶴岡と併用。武田勝やブライアン・ウルフの先発試合でスタメン出場を続けていたが、打撃不振や鶴岡の打撃が好調ということもあり、球団はしばらく捕手を鶴岡で固定する方針を固めた。そのため、7月4日にプロ入り後初めてとなる故障以外での出場選手登録抹消となった。10日後の7月14日に再び一軍に復帰したが、その後はウルフや谷元圭介登板時のみのスタメン出場となり試合数、打率共に過去最低の成績となった。オフには背番号が、かつて小笠原道大や高橋信二らが背負った「2」へ変更されることが球団より発表された。

2013年、鶴岡との併用状態が続いたが、6月に鶴岡が指を故障した影響で後半戦はスタメン起用が増加。打撃面では規定打席不足ながら初めて打率が2割5分を超え、OPSも7割台に乗せるなど軒並みキャリアハイの成績を残した。守備面でも盗塁阻止率で両リーグトップまた12球団で唯一の4割を越える.421をマークするなど成長を見せた。

2014年、鶴岡がFA移籍で福岡ソフトバンクホークスに移籍したこともあり2011年以来の開幕スタメンマスクを勝ち取る。しかし打撃不振から5月に入り読売ジャイアンツから移籍してきた市川友也がスタメンマスクを被る事が多くなったが、5月を過ぎ以降は市川と併用に戻る。5月17日の千葉ロッテマリーンズ戦で、11回裏スコア1-1とお互い決め手を欠く中、松永昂大から自身人生で初のサヨナラをホームランで決めた。シーズンを通しては自己最高の105試合に出場し本塁打も自己最高の6本を記録した。

2015年、右肘痛を発症し開幕を二軍で迎えたが4月28日に復帰。5月4日にはスタメン復帰はしたものの、前年の二番手捕手の市川もヘルニアの手術の影響で一軍復帰ができておらず一軍捕手が若手の近藤健介・石川亮の二人だった事もあり肘が完全復調するまでは二人をサポートする形での出場が続いた。6月以降は徐々にスタメンマスクも増え7月からは近藤が打撃優先の為指名打者になり市川も復帰したこともあり市川との二枚体制に戻る。シーズンではプロ入り初の本塁打0本に終わる。シーズン終了後、宮西尚生に代わってキャプテンに任命された。また、背番号2を杉谷拳士に譲り、この年引退した中嶋聡が使用していた27に変更されることが球団より発表された。

2016年、二年ぶりに開幕戦を先発出場し、4月23日ソフトバンク戦では千賀滉大から自身2年ぶりとなる本塁打、7月8日のロッテ戦では2打席連続の本塁打を放つ[4]など、打撃成績では安打・打点・犠打数で自己最高を記録。年間を通して正捕手の座を譲ることなく一軍出場数でも自己最高を記録した。オフの10月18日に「侍ジャパン 野球オランダ代表 野球メキシコ代表 強化試合」の日本代表に選出されたことが発表された。11月12日の試合ではサヨナラ安打を放った

2017年、オープン戦の期間中に催された第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の本大会で日本代表に選出。しかし、実際の出場は、1次ラウンドの対中国代表戦だけにとどまった。NPBのレギュラーシーズンでは、一軍公式戦83試合に出場。しかし、右肘を故障した影響で、打率.221、3本塁打、13打点、盗塁阻止率.098と低迷した。チームがレギュラーシーズンを5位で終えたことから、シーズン終了後の10月16日には、内視鏡による右肘の手術(右肘関節内遊離体除去術)を受けた。この年のレギュラーシーズン中に海外FA権の取得条件を満たしたことから、11月9日には海外FA権の行使を表明。日本ハム球団では、大野のFA権行使による残留を容認したうえで、大野との残留交渉で複数年契約などの条件を提示した。これに対して、本拠地(ナゴヤドーム)が大野の地元・東海地方を拠点とする中日ドラゴンズが、捕手陣を強化すべく大野の獲得交渉に着手。以上2球団による交渉の結果、同年12月9日には中日への移籍を決断した。一方の日本ハムでは、2006年から移籍していた巨人から2017年のシーズン終了後に戦力外通告を受けた實松を育成コーチ兼任捕手として採用したほか、国内FA権の再行使によって2017年のシーズン終了後にソフトバンクを退団した鶴岡を復帰させている。

中日時代

2017年12月9日に、中日ドラゴンズが大野の入団を発表。同月13日付で、フリーエージェント宣言選手としての契約締結合意がNPBから公示された。推定年俸総額2億5,000万円の3年契約で、背番号は日本ハム時代の後期に続いて27。自身と同じくFA権の行使によって移籍した2002年から10年以上にわたって正捕手の座にあった谷繁元信が、2004年から一軍の監督職に専念していた2016年シーズン途中に休養(後に退団)するまで着用していた背番号を、1年間のブランクをはさんで付けることになった。なお、チームには2011年から同姓の大野雄大が所属するため、報道では大野奨と表記。登録名については、「東海地方の皆さんに自分の顔と名前をまず覚えてもらいたい」という本人の希望で、大野雄大と同じくフルネーム(大野奨太)の使用を予定している

 

 

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