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iPhone Duoは買う価値なし?iPad AirとiPhone 15 Proを持っているなら不要だと思う理由

iPhone Duoを見て、「これは欲しい」と思った人はかなり多いはずだ。

Apple初の折りたたみiPhone。開けば7.6インチ。2つのアプリを並べて使える。Apple Pencilにも対応する。見た目だけなら、久しぶりに「新しいiPhoneが出た」と感じる製品である。

しかし、すでにiPad AirとiPhone 15 Proを持っている人まで買う必要があるのだろうか?

私はかなり疑問に思っている。

むしろ、この2台をすでに持っているなら、iPhone Duoは買う価値なしに近いと考えている。

理由は単純だ。

iPhone Duoが得意とすることの多くを、すでにiPhone 15 ProとiPad Airの2台でカバーできているからである。

しかもiPhone Duoは、日本では256GBモデルでも36万円を超える。面白い製品なのは間違いない。しかし、「面白い」と「必要」は別物だ。

Apple製品は、この2つを混ぜると財布が簡単に壊れる。

目次

iPhone DuoはどんなiPhoneなのか

まず、iPhone Duoそのものはかなり魅力的である。

Appleは2026年9月9日、初の折りたたみiPhoneとしてiPhone Duoを発表した。予約注文は10月16日、発売は10月23日の予定だ。つまり、この記事を書いている2026年9月10日時点ではまだ発売前である。ここではAppleが公開している仕様をもとに判断している。

Apple公式:iPhone Duo

開くと7.6インチの大画面になる

iPhone Duo最大の特徴は、名前の通り折りたためることだ。

閉じた状態では5.4インチのアウターディスプレイを使い、開くと7.6インチのインナーディスプレイが現れる。

しかも内側、外側ともに最大120HzのProMotionに対応している。

さらに、開いた画面では2つのアプリを横に並べるSplit Viewも利用できる。同じSafariを2つ表示するといった使い方も可能だ。

普通のiPhoneより明らかにできることが多い。

ここだけを見ると欲しくなる。

問題は、その大画面で何をするのかだ。

Apple Pencilにも対応する

iPhone DuoはApple Pencil(USB-C)にも対応している。

これも従来のiPhoneにはなかった大きな変化だ。

メモを書く。PDFに書き込む。簡単な図を書く。

確かに便利だろう。

ただし、ここでiPad Airを持っている人には嫌な現実が出てくる。

その作業、すでにiPad Airのほうがやりやすい。

iPad Airを持っているならiPhone Duoの大画面が必要ない

私が一番大きいと思う理由がこれだ。

iPhone Duoの7.6インチ画面は、iPhoneとして考えれば巨大である。

しかし、タブレットとして考えると小さい。

iPad Airは11インチまたは13インチある

現在のiPad Airは11インチと13インチが用意されている。

11インチモデルでも、実際の対角サイズは10.86インチある。Apple Pencil ProやApple Pencil(USB-C)にも対応する。

Apple公式:iPad Air

つまり、

  • Webを見る
  • YouTubeを見る
  • 電子書籍を読む
  • PDFを見る
  • 手書きメモを取る
  • 複数のアプリを使う
  • 長文を書く

こういった「大きな画面が欲しい作業」は、すでにiPad Airでできる。

しかも画面はiPhone Duoよりかなり大きい。

7.6インチのiPhone Duoを開いて作業するくらいなら、家や仕事場ではiPad Airを使ったほうが快適だ。

ここはかなり厳しい。

iPhone Duoは「iPadを持ち歩きたくない人」に刺さる製品だと思う

逆に考えると、iPhone Duoが強い人も見えてくる。

「iPadは欲しい。でも毎日持ち歩くのは面倒」

そんな人だ。

ポケットに入るiPhoneを開くだけで7.6インチになる。

これは確かに強い。

スマホと小型タブレットを1台にまとめられるからだ。

しかし、すでにiPad Airを普通に持ち歩いているなら、このメリットはかなり小さくなる。

iPhone DuoはiPad Airを超えるというより、iPad Airを持ち歩かなくてもいい状況を作る製品だと思ったほうがわかりやすい。

iPhone 15 Proを持っているなら普通のスマホとしても困っていない

もう一方の問題がiPhone 15 Proである。

2023年発売とはいえ、iPhone 15 Proは現在でも十分に高性能だ。

6.1インチのOLEDディスプレイ、最大120HzのProMotion、A17 Pro、48MPメインカメラを搭載している。

Apple公式:iPhone 15 Pro 技術仕様

iPhone 15 Proは187g、iPhone Duoは254g

ここは毎日使うとかなり大きい。

iPhone 15 Proの重量は187g。

一方、iPhone Duoは254gある。

その差は67gだ。

数字だけなら大したことがないように見えるかもしれない。

だが、スマホは毎日片手で持つ。

電車で持つ。ベッドで持つ。歩きながら地図を見る。店で決済する。写真を撮る。

そう考えると、67gは無視しにくい。

iPhone Duoは開けば大画面になる代わりに、閉じて普通のスマホとして使っている時間まで重くなる。

私はここをかなり気にする。

大画面が欲しい時にはiPad Airがあるのだから、普段使うスマホまで254gにする必要があるのか。

そう考えると、iPhone 15 Proの軽さがむしろ魅力になる。

閉じたiPhone Duoの画面は5.4インチ

さらに面白いのが画面サイズだ。

iPhone 15 Proは6.1インチ。

iPhone Duoのアウターディスプレイは5.4インチである。

つまり、iPhone Duoは閉じて使うと、iPhone 15 Proより画面が小さくなる。

そして大画面が欲しくなったら開く。

これは悪い設計ではない。

しかし、iPhone 15 ProとiPad Airを持っている人からすると微妙だ。

普段は6.1インチのiPhone 15 Pro。

大画面が欲しくなったらiPad Air。

すでにかなりきれいに役割分担できている。

カメラ目的でもiPhone 15 Proから急いで乗り換える理由は弱い

カメラについても考えておきたい。

iPhone Duoは48MP Fusion Mainと48MP Fusion Ultra Wideを搭載したデュアルカメラ構成になっている。

一方、iPhone 15 Proは48MPメイン、12MP超広角に加えて3倍望遠カメラを搭載している。LiDARスキャナもある。

もちろん、iPhone Duoには新しい撮影機能がある。

外側のディスプレイを使い、撮られる側が構図を確認できる「Duo Preview」などは面白い。

ただ、カメラのためだけにiPhone 15 Proから乗り換えるかと言われると、私はかなり迷う。

少なくとも、

「15 Proのカメラではもう足りない」

という人以外は、急ぐ必要はない。

最大の問題は36万円を超える価格

そして最後に価格である。

ここまでの話を全部無視しても、ここで一度冷静になる。

日本でのiPhone Duoは256GBモデルが364,800円からだ。512GBは399,800円、1TBは469,800円、2TBになると574,800円まで上がる。

Apple公式:iPhone Duoを購入

36万円である。

安いノートPCとスマホをまとめて買える金額だ。

しかも、iPad AirとiPhone 15 Proをすでに持っている人の場合、36万円を払って増えるのは「できること」より「1台にまとめられること」のほうが大きい。

ここが重要だ。

新しい機能がゼロという意味ではない。

しかし、生活が36万円分変わるかと言われると、かなり怪しい。

それでもiPhone Duoを買う価値がある人

では、iPad AirとiPhone 15 Proを持っている人は全員買うべきではないのか。

そこまで言い切るつもりはない。

iPad Airを持ち歩かなくなるなら価値はある

一番わかりやすいのは、iPhone Duoを買うことでiPad Airを持ち歩かなくなる人だ。

スマホだけ持って外出したい。

それでも電子書籍、Web、動画、簡単な資料確認などは大きな画面でやりたい。

そういう人なら、iPhone Duoの価値はかなり上がる。

荷物を1台減らせるからだ。

折りたたみiPhoneそのものが欲しいなら買えばいい

もう一つは単純である。

折りたたみiPhoneが欲しい。

新しいApple製品を触りたい。

それなら買う理由として十分だ。

趣味に必ずコストパフォーマンスを求める必要はない。

車でも時計でもオーディオでも、人間は別に必要ではないものへ喜んでお金を払う。スマホだけ突然、国家予算のような厳密さで費用対効果を計算する必要もない。

ただし、それは「必要だから買う」のではない。

欲しいから買う。

そこは分けて考えたほうがいい。

iPad AirとiPhone 15 Proを持っているならiPhone Duoは買う価値なし

iPhone Duoは、かなり面白いiPhoneだ。

Apple初の折りたたみモデルで、7.6インチの大画面、Split View、Apple Pencil対応など、これまでのiPhoneにはなかった使い方ができる。

私は製品そのものにはかなり興味がある。

それでも、iPad AirとiPhone 15 Proをすでに持っている人なら、iPhone Duoは買う価値なしに近いという結論になる。

理由ははっきりしている。

iPhone 15 Proは、187gの比較的軽い本体で普段使いのスマホとして十分に強い。

大きな画面が必要になれば、iPad Airがある。

手書きもiPad Airでできる。

動画もiPad Airのほうが見やすい。

複数アプリを使う作業もiPad Airのほうが広い。

つまり、現在の2台体制にはそれぞれ明確な役割がある。

iPhone Duoを追加すると、その真ん中に36万円以上する端末が入ってくる。

新しい。

面白い。

欲しくなる。

だが、必要か。

iPad Airを机に置き、iPhone 15 Proを手に持った状態でもう一度考えると、答えはかなり変わってくるはずだ。

少なくとも私は、iPad AirとiPhone 15 Proを同時に持っている間は、iPhone Duoを急いで買う必要はないと判断する。

折りたたみiPhoneが本当に必要になるのは、この2台のどちらかを手放せる時だと思う。

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この記事を書いた人

30代ブロガー
いろいろあって苦労したことの備忘録
少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです✨

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