こんにちはTacです。^^
今公開されている『聲の形』
ご存知の方も多いと思いますが、実は漫画作品です。
今回は、私はまだ映画の方を見てないのですが原作通りだと思いますので記事にさせていただきます。
あらすじ(原作〜リメイク〜連載〜映画)
あらすじは大きくは変わらないのですが、
ストーリー上4つに分けられます。
1)原作=45P読み切り
2)リメイク=61P読み切り
3)連載=全7巻
4)映画=2016年9月公開 1本
私はがっつり連載版を読みました。
以下ネタバレですが、
大きな流れは、
聴覚障害者(硝子:しょうこ)が小学校に転校してくるはじめは仲良くクラスに馴染もうするが主人公(将也:しょうや)が主犯格となっていじめが発生する。
いじめの中で、硝子の補聴器を壊しクラス中から全て将也の責任にされてしまい今度は自分がいじめられる立場になる。硝子は将也のことを助けようとするがその甲斐もなく卒業までいじめは繰り返された上、硝子とは卒業前に喧嘩別れをしてしまう。
中学になってからも小学校の時の出来事が原因でハブられる。
高校進学後、将也は自殺を考えるがその前に硝子にきちんと謝罪をしたいと思い補聴器の弁償費用を用意して硝子に会いに行く。
硝子にあったことで、自殺を思いとどまり今までのことを詫びたいと硝子との仲を深めようと努力するが、硝子の母親は過去の出来事から将也を毛嫌いする。そんな中で、二人の距離が縮まっていくという物語。
スタッフ・キャスト
監督:山田尚子
けいおんの映画を手掛けた。
脚本:吉田玲子
ガールズ&パンツァーを手掛ける。
映画けいおんでも山田監督と手掛けている。
キャラクターデザイン:西屋太志
氷菓などを手掛ける。
山田監督と同じ京都アニメーション所属。
石田将也:入野自由
今作の主人公。
悪ガキ⇨いじめられ⇨自殺を考える
多分一番可哀想な奴。
西宮硝子:早見沙織
ヒロイン。
聴覚障害を持っている。
優しい、かわいいヒロイン。
西宮結弦:悠木碧
硝子の妹。
姉のことが
永束友宏:小野賢章
将也の高校の友人。
一言で言うとお節介な奴。笑
つまり、情に熱い奴とも言える。
小学校卒業以来初めて将也のことを友人として接する人物。
将也はあくまでも小学校・中学時代の経験からかドライな対応しかしていない。
植野直花:金子有希
しょうやに恋心を少し抱いていたサブヒロインに近い存在。
小学校時代にしょうやを売った女。
なおかも将也とおなじく将也に対してだが過去のことで後悔をしている。
感想
作品としては漫画大賞を受賞した作品であり、十分な話題性がある。
漫画を読んだ感想としては、少し重い作品である。
将也の行いは子供ながらありうることだとは思う。
周りも同調しそれが完全な硝子へいじめ及びその後の将也へのいじめになってしまったことは現代の世の中に疑問符を問いかける部分だと感じた。
いじめの部分のを読むと胸が苦しくなる。
また、仲直りをしたい時に母親から断られるところは本当に申し訳ないという辛い思いを感じてしまう。
この作品は小学生以上の子供には絶対見て欲しい。
また、大人も見てこんな悩める子供がいたらどんな対応をしてあげるのか考えて欲しい。
最近も若者の自殺があった。本当に悲しい出来事だと思う。
子供に対して、
「一人で悩まないで誰かを頼って欲しい」
「少しずつでいいから強い大人に育って欲しい」
と思う今日この頃だ。
そんなことも考えさせらる素晴らしい作品だ。
ただ、気持ちは辛くなる作品かもしれない。
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