Appleのノートパソコン「MacBook」シリーズは、そのスタイリッシュなデザインと優れたパフォーマンスで、ビジネスユーザーからクリエイターまで幅広い層に愛されてきました。中でも「軽さ」は、持ち運びのしやすさやモバイルワークへの適応力に直結するため、多くのユーザーにとって重要な比較ポイントです。
本記事では、歴代のMacBookシリーズにおける「最軽量モデル」に焦点を当て、過去から現在までのモデルを一覧で比較。さらに、2025年時点で購入すべき最新軽量モデルの選び方も解説します。軽くて性能も妥協したくないあなたに最適な一台がきっと見つかります。
歴代MacBookの重量比較一覧(2008年〜2025年)
Appleはこれまで、MacBook Air・MacBook Pro・無印MacBookなどさまざまなラインナップを展開してきました。以下は、代表的なモデルとその重量の比較一覧です(Wi-Fiモデル、13インチ前後の標準モデルを中心に掲載)。
発売年 | モデル名 | 重量 |
---|---|---|
2008年 | 初代MacBook Air | 約1.36kg |
2010年 | MacBook Air (11インチ) | 約1.06kg |
2015年 | MacBook (12インチ) | 約0.92kg(歴代最軽量) |
2018年 | MacBook Air (Retina) | 約1.25kg |
2020年 | M1 MacBook Air | 約1.29kg |
2022年 | M2 MacBook Air | 約1.24kg |
2024年 | M3 MacBook Air (13″) | 約1.24kg |
2025年 | M4 MacBook Air(予想) | 約1.20kg前後?(軽量化の可能性あり) |
※Apple公式サイトおよび各モデルのスペックから集計
歴代最軽量モデルは「12インチMacBook」だった
歴代の中で最も軽かったのは、2015年に登場したMacBook (12インチ)です。その重量はわずか約0.92kg。驚くべきことに、当時のMacBook Air(11インチ)よりもさらに軽く、極限まで薄型・軽量を追求した設計でした。
ファンレス構造やUSB-Cポート1つという割り切った仕様により、可搬性に全振りしたこのモデルは、出先での文書作成やネット利用がメインのライトユーザーに高い支持を得ました。
ただし、処理能力やポートの数に制限があるため、動画編集や多くのアプリを使う用途には不向きでした。そのため後継機は登場せず、2019年に販売終了となっています。
最新軽量モデルは「M2・M3 MacBook Air」!性能と軽さのバランスが神
2025年時点で「軽量かつ高性能」を求めるなら、M2またはM3チップ搭載のMacBook Airが最適解です。重量はわずか約1.24kgで、MacBook Proより300g以上軽量。しかも処理性能はM1時代よりも大きく進化しています。
バッテリー持ちも長く、1回の充電で最大18時間使用可能。さらに、MagSafe充電、Thunderboltポート×2など、利便性も向上。12インチMacBookのような極限の軽さではないものの、「実用性と軽量さの理想的バランス」を実現しています。
MacBookを軽さで選ぶべき人の特徴
以下のような方には、MacBookシリーズの「軽量モデル」が特におすすめです。
- 出張や通勤で毎日持ち歩くビジネスパーソン
- 大学やカフェなど、外で作業することが多い学生
- カバンの中にPCを入れても疲れたくない人
- Webブラウジング、ドキュメント作成、動画視聴が主な用途の人
軽量モデルであれば、肩こりや疲労を感じにくく、日常的なモバイルライフが格段に快適になります。
M4 MacBook Airはさらに軽くなる?2025年後半の最新情報
現時点(2025年6月)では未発表ながら、AppleはM4チップを搭載したMacBook Airの開発を進行中と噂されています。M4はM3よりも省電力かつ高性能となる見込みで、さらに筐体の軽量化が行われる可能性も。
実現すれば、2025年下半期〜2026年にかけて、新たな「最軽量×高性能」のMacBook Airが誕生するかもしれません。これから購入する人は、秋のAppleイベントに注目しておくのが賢明です。
中古で12インチMacBookを買うのはアリ?ナシ?
軽さ最優先で「12インチMacBook」に興味がある人もいるかもしれませんが、以下の理由であまりおすすめできません。
- すでにサポート終了(macOSアップデート対象外)
- バッテリーの劣化や修理部品の確保が困難
- 性能が現代基準では不足
どうしても使いたい場合は、サブ機やメモ用端末として割り切るのが良いでしょう。
結論:2025年に買うなら「M2/M3 MacBook Air」が最軽量のベストバイ
歴代モデルを振り返ると、最軽量は2015年の12インチMacBookでしたが、現在のユーザー体験とパフォーマンスを考慮すれば、2025年の最適解はM2またはM3 MacBook Airです。
コンパクトさ、長時間のバッテリー、十分な処理能力、洗練されたデザイン——すべてを兼ね備えたMacBook Airは、今まさに「軽さと快適性を両立する最高のノートパソコン」と言えるでしょう。
次の買い替えを検討しているなら、「重さ1.24kg」が新基準。持ち運びを重視するすべての人に、自信を持っておすすめできる一台です。
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