「Codexのリセット券が配られたらしい」「Plusなら全員もらえるのか?」「利用上限に達したら自動で届くのか?」と気になっている人は多いはずです。
結論から言うと、Codexリセット券は、PlusやProの全利用者へ定期的に自動配布されるものではありません。
2026年6月に実施された紹介キャンペーンでは、対象となったPlus・Proユーザーが友人を招待し、その友人が初めてCodexでメッセージを送ると、紹介した側と招待された側の両方にリセットが付与されました。
しかし、このキャンペーンの公式な実施期間は2026年6月11日から6月24日までです。2026年7月27日時点では、この期間はすでに終了しています。つまり、「Plusに入って待っていれば、そのうち全員に配られる」という話ではないのです。そんな都合のよい配給制度なら、誰も利用上限に苦しんでいません。
この記事では、Codexリセット券が誰に、どのタイミングで配られるのか、現在も受け取れる可能性があるのかを、OpenAIの公式情報をもとに分かりやすく解説します。
Codexリセット券とは何か
正式には「バンク済みレート制限リセット」
一般に「Codexリセット券」と呼ばれているものは、OpenAIの公式情報ではbanked Codex rate-limit reset、日本語では「バンク済みのCodexレート制限リセット」と説明されています。
これは、Codexの利用上限に達したときに使える特典です。プロフィールメニューや使用状況画面に「1回のリセットが利用可能」などと表示され、利用できる状態になります。
OpenAI公式ヘルプでも、一部のPlus・Pro向けプロモーションでは、紹介が成立した際にバンク済みリセットが追加されると説明されています。
詳しい仕組みは、次の公式ページで確認できます。
OpenAI公式:Using Codex with your ChatGPT plan
クレジットとは別物
リセット券とCodexクレジットは同じではありません。
クレジットは、プランに含まれる利用枠を使い切ったあと、追加利用のために消費する残高です。一方、リセット券は、対象となるCodexのレート制限をリセットするための特典です。
OpenAIは、レート制限リセットについて、現金やAPIクレジット、譲渡可能な残高を作るものではないと明記しています。つまり、リセット券を売ったり、別のアカウントへ移したり、API料金に使ったりすることはできません。
名称が似ているため混乱しやすいですが、次のように分ければ簡単です。
- リセット券:Codexの対象となる利用制限をリセットする
- クレジット:含まれる利用枠を超えたあともCodexを使うために消費する
- 通常リセット:一定期間が過ぎるまで待つことで利用枠が回復する
Codexリセット券はいつ配られるのか
招待を送った瞬間には配られない
Codexリセット券は、招待メールを送った時点では付与されません。
OpenAI公式の紹介プロモーション規約では、招待された人が次の条件を満たしたあとに特典が付与されると説明されています。
- 公式の招待を受け入れる
- 対象者の条件を満たす
- 指定されたCodexの操作を完了する
- 必要な資格確認に通る
つまり、招待リンクを送っただけでは何も起こりません。招待された人がリンクを放置していれば、リセット券も配られないのです。人間は招待メールを読まない生き物なので、ここは意外と重要です。
公式規約でも、特典は招待を送った時点ではなく、招待された人が必要な操作と確認を完了したあとに付与されるとされています。
2026年6月のキャンペーンでは初回メッセージ送信後
2026年6月に確認された紹介キャンペーンでは、対象となる友人がCodexで最初のメッセージを送信した時点で条件が成立しました。
公式のCodex料金ページによると、2026年6月11日から6月24日まで、対象となるPlus・Proユーザーは最大3人の友人を招待できました。そして、対象となる招待者が初めてCodexメッセージを送ると、紹介者と招待者の両方にバンク済みリセットが付与されました。
流れを整理すると、次のようになります。
- 対象のPlus・Proユーザーに「友達を招待」が表示される
- プロフィールメニューから友人を招待する
- 友人が公式の招待を受け入れる
- 友人が対象条件を満たしたアカウントでCodexを利用する
- 友人が最初のCodexメッセージを送る
- 確認完了後、両方のアカウントにリセット券が追加される
このため、「上限を使い切った瞬間に配られる」「毎週決まった曜日に配られる」という理解は間違いです。配布のタイミングは、紹介キャンペーンの条件が成立したあとです。
Codexリセット券は誰に配られるのか
2026年6月は対象となったPlus・Proユーザー
2026年6月11日から6月24日までのキャンペーンで紹介を送れたのは、対象となったChatGPT Plus・Proユーザーです。
ここで重要なのは、「Plus・Proユーザー全員」ではなく、対象となったユーザーという点です。
対象者のプロフィールメニューには「Invite a friend」または「友達を招待」が表示されます。表示されていなければ、そのアカウントは当時の紹介オファーの対象外だった可能性が高いです。
OpenAIは、紹介特典の対象や上限、期限について、プラン、ワークスペース、地域、キャンペーンによって異なると説明しています。
したがって、同じPlusプランでも、一方のユーザーには招待ボタンがあり、別のユーザーには表示されない場合があります。課金額が同じなら特典も同じと思いたくなりますが、キャンペーンとはだいたいそういう不公平感を少し残す仕組みです。
招待された側にも条件がある
招待メールを受け取った人が、必ずリセット券を受け取れるわけでもありません。
OpenAIの規約では、招待される人の条件として、次のような要件が設定される場合があると説明されています。
- Codexを初めて利用する人であること
- 一定期間、Codexを利用していないこと
- 対象となるメールアドレスやアカウントを使うこと
- 指定されたワークスペースへ参加すること
- キャンペーンで指定されたCodex操作を完了すること
すでにChatGPTを使っている人でも、Codexを初めて使う場合は対象になるキャンペーンがあります。一方で、最近Codexを利用していた人は対象外になる場合もあります。
つまり、「ChatGPTの既存ユーザーだから絶対に対象外」とも、「招待リンクを受け取ったから絶対にもらえる」とも言い切れません。最終的には、招待画面に表示される条件を確認する必要があります。
Businessは別の特典になる場合がある
ChatGPT Businessでは、個人向けの「友達を招待」ではなく、「同僚を招待」という表示が出る場合があります。
ただし、Business向け紹介は個人向けのPlus・Proキャンペーンと同じ条件ではありません。2026年6月の公式説明では、Business紹介は共有ワークスペース用のクレジット特典として扱われ、個人向けのリセット券とは分けられていました。Enterpriseでは、当時の紹介制度は利用できないと案内されています。
現在もCodexリセット券は配られているのか
2026年6月の紹介キャンペーンは終了済み
公式に日付が示されている個人向けキャンペーンは、2026年6月11日から6月24日までです。
そのため、2026年7月27日時点で、このキャンペーンへ新しく参加することはできません。期限が切れたキャンペーンを「現在も配布中」と紹介している記事があれば、更新日を確認した方がよいでしょう。
ただし、OpenAIのヘルプページには、今後も対象ユーザーに紹介オファーが表示される可能性がある仕組み自体は残っています。現在の特典内容や対象条件は、アプリ内に表示されるオファーごとに変わります。
つまり、現状は次のように考えるのが正確です。
- 2026年6月の一律キャンペーンは終了している
- 今後、別の紹介キャンペーンが行われる可能性はある
- 次回の配布日程は公式に固定されていない
- 全Plus・Proユーザーへの自動配布は保証されていない
- 対象になった場合はアプリ内に案内が表示される
次の配布時期は決まっていない
OpenAIは、Codexリセット券を毎月何日、毎週何曜日に配布するという固定スケジュールを公開していません。
今後の特典は、紹介キャンペーン、新機能の公開、利用促進施策などに合わせて実施される可能性があります。しかし、公式発表がない段階で「次は8月に配られる」「上限に達した人から順番に届く」と予測する根拠はありません。
私が公式ページを確認した限り、判断材料になるのは、プロフィールメニューに表示される現在のオファーだけです。SNSの報告は参考にはなりますが、他人に表示されたから自分にも来るとは限らないのです。
Codexリセット券を受け取れるか確認する方法
プロフィールメニューを確認する
CodexアプリまたはCodexのWeb画面を開き、画面左下にあるプロフィールメニューを確認します。
対象になっている場合は、次のような項目が表示される可能性があります。
- 友達を招待
- Invite a friend
- 同僚を招待
- Invite a coworker
- 1回のリセットが利用可能
- 1 reset available
招待メニューを開くと、現在の特典、招待できる人数、招待される側の条件、特典の有効期限などが表示されます。表示内容が最優先です。
使用状況画面を確認する
すでにリセット券を受け取っている可能性がある場合は、CodexのSettingsからUsageを開きます。
利用可能なリセットがある場合は、使用状況の概要にリセット可能回数が表示されます。利用上限に達したあとには、クレジットの追加、リセットの使用、プラン変更、通常回復まで待つといった選択肢が表示される場合があります。
Codexリセット券の有効期限はいつまでか
基本は付与されてから30日以内
バンク済みのCodexリセット券は、特別な記載がない限り、付与されてから30日以内に使う必要があります。
2026年6月のキャンペーンでも、付与後30日間利用できると案内されていました。
「必要になったときのために半年ほど残しておこう」と考えていると、静かに期限切れになります。デジタル特典は腐らないように見えて、規約の中でしっかり腐ります。
ただし、キャンペーンによって有効期限が変わる可能性があります。実際の期限は、招待画面や使用状況画面に表示される日付を確認してください。
リセット券は5時間制限と週間制限のどちらに使えるのか
Codexには、5時間単位の利用枠に加えて、追加の週間制限が適用される場合があります。利用できる回数は、選択するモデル、処理内容、コード量、推論の深さなどによって変わります。
ただし、一般向けの紹介規約では、リセット券が必ず「5時間枠だけをリセットする」「週間枠も同時にリセットする」と一律には説明されていません。
OpenAIは、レート制限リセットはキャンペーンで指定された対象のCodex体験にのみ適用されるとしており、具体的な内容はオファーによって変わるとしています。
そのため、使用する前に画面の説明を確認すべきです。確認せずに重要な開発作業の途中で使い、想定していた制限が回復しなかったとしても、コードは同情してくれません。
Codexリセット券が表示されない理由
キャンペーン対象外になっている
PlusまたはProを契約していても、すべてのユーザーに招待機能が表示されるとは限りません。地域、プラン、利用状況、アカウント状態、キャンペーンの対象範囲などによって表示が変わります。
キャンペーン期間が終了している
2026年6月のキャンペーンは6月24日に終了しています。終了後に加入しても、過去のキャンペーン特典をさかのぼって受け取れるとは案内されていません。
招待された人が条件を完了していない
招待された人がリンクを開いただけでは不十分です。招待の承認、対象条件の確認、最初のCodexメッセージ送信など、キャンペーンで指定された操作を完了する必要があります。
招待された人が対象外だった
最近Codexを使っていた人、対象外のアカウントを使った人、指定された条件を満たしていない人は、紹介が成立しない場合があります。
複数の招待を受け取っている
同じ人が複数の紹介者から招待を受けても、原則として最初に条件を満たした紹介だけが特典対象になります。招待を3通受け取ればリセット券も3枚になる、という景気のよい話ではありません。
リセット券がない場合の対処方法
通常のリセットまで待つ
追加料金を払いたくない場合は、画面に表示された通常のリセット時刻まで待つ方法があります。急ぎでない作業なら、最も安全で安い方法です。
軽いモデルへ切り替える
Codexの利用量は、モデルや処理内容によって変わります。複雑な設計や大規模修正には高性能モデルを使い、単純な文章修正や小さなコード変更には軽いモデルを使うと、利用枠を節約しやすくなります。
クレジットを追加する
対象となるPlus・Proユーザーは、CodexのSettingsからUsage、Creditsを開き、追加クレジットを購入できる場合があります。
クレジットはリセット券ではありませんが、プラン内の利用枠を使い切ったあとも作業を続けられます。利用できる機能や購入オプションはアカウントによって異なります。
OpenAI公式:Using Credits for Flexible Usage in ChatGPT
まとめ:Codexリセット券は全員への定期配布ではない
Codexリセット券は、Plus・Proユーザーへ定期的に自動配布されるものではありません。
2026年6月に実施された紹介キャンペーンでは、対象となるPlus・Proユーザーが最大3人を招待できました。招待された人が条件を満たし、最初のCodexメッセージを送ると、紹介者と招待者の両方にバンク済みリセットが付与される仕組みでした。
ただし、キャンペーン期間は2026年6月11日から6月24日までで、すでに終了しています。2026年7月27日時点では、次回の一斉配布日や固定スケジュールは公式に発表されていません。
今後リセット券を受け取れるか確認するには、Codexのプロフィールメニューと使用状況画面を見るのが最も確実です。「友達を招待」や「1回のリセットが利用可能」と表示されていれば、そのアカウントは対象になっています。
結局のところ、Plusに加入して待っているだけでは足りません。リセット券は、対象者限定のキャンペーン特典です。SNSの噂より、アプリ内の表示とOpenAI公式ページを確認するべきです。それが最も地味で、最も間違いの少ない結論です。
参考にした一次情報

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