2025年6月、ある深夜コンビニで起きた出来事が、X(旧Twitter)やTikTok、Instagramのストーリーズを中心に爆発的な拡散を見せている。それは、「幽霊が映った」などという単なる怪談ではなく、「AIが幽霊を認識してしまった」ことによる新時代の怪異。今回は、その詳細とネットで巻き起こる論争、そして“幽霊の正体”について、徹底的に掘り下げていく。
防犯カメラに映った“人間ではないもの”
話題となっている映像は、都内某所にある24時間営業のコンビニの防犯カメラが捉えたもの。午前2時36分ごろ、店内を一人の女性客が歩いていた。その直後、カメラの映像に“もうひとりの人影”が現れる。それは明らかに透けており、照明の反射や棚の影と干渉するように存在していた。女性客は振り向く様子もなく、まるで存在に気づいていないようだった。だが、店内のAI防犯システムが「人物の接近」として警告を出したのだ。
AIが“存在しない来客”を感知
このコンビニでは最新のAIセキュリティが導入されており、人物の体温・動き・顔情報を元に来店人数を自動でカウント、深夜帯は異常行動も検知するよう設計されている。しかし問題の時間帯、AIは“2名の来店”と判断していたのだ。しかも、防犯AIが検知したもう一人は、明確な「体温なし」「顔情報なし」「発声記録なし」となっていた。映像と記録を照合した専門家は「これはシステムのバグでは説明がつかない挙動」だと証言している。
ネット民の反応:「これガチだ」「CGじゃねえのか?」
映像がXにアップされたのは事件の翌日、バイト店員が「ヤバすぎて辞めたい」と投稿した動画がきっかけだった。瞬く間にバズり、再生回数は1日で500万回超え。コメント欄には以下のような意見が殺到している。
- 「これ、絶対編集でしょ?でもよくできてるわ…」
- 「AIが幽霊検知する時代になったんか」
- 「人間の目には見えないけど、AIには見えてる存在がいるってこと?」
- 「このコンビニ特定された?行ってみたい」
さらに、似たような“AIによる不可解な感知例”が全国の監視カメラユーザーから報告され始め、「もしかして人類が知らなかっただけで、ずっと何かがそこにいたのでは…?」という陰謀論まで飛び出している。
心霊現象とAIの交差点
これまでも心霊写真や動画は多数出回ってきたが、それらはあくまで“偶然”の産物だった。しかし今回は「AIが明確に識別し、記録として残した」という点が大きく異なる。AIには主観がなく、感情もない。つまり、幽霊を“信じる・信じない”ではなく、“データ上、存在した”という冷徹な判断がなされたということだ。
この事実が人々に与えた衝撃は大きい。「人間の五感では捉えられないが、AIセンサーや光学機器によって感知可能な“何か”が、この世界に存在している可能性」が、単なる怪談や都市伝説の枠を超えてリアルに議論され始めている。
専門家の見解:「未解明現象としては稀に見る事例」
東京工業大学AI研究室の佐野教授は、この映像と記録を精査した上でこう語る。
「現行のAIシステムでは、熱源や動きのパターン、反射光などを解析し、人間とそれ以外を高精度で分類しています。にもかかわらず、“人の形状でありながら、体温が存在しない対象”を“人物”として一瞬でも検出するのは異常です。これは機器の誤作動というより、現時点では解明できない『未定義オブジェクト』と考えるのが妥当でしょう」
この発言はさらにネット上の議論を加熱させ、“未定義オブジェクト”という言葉が新たな都市伝説として拡散され始めている。
怪異の舞台は“日常”に忍び込んでいる
今回の一件が示しているのは、「怪異は非日常ではなく、日常のすぐそばにあるかもしれない」という示唆である。特別な山奥でも、廃墟でもなく、日常の一部であるコンビニ。そこで働く人々がAIを通じて、これまで誰も見たことのない世界を“部分的に”覗いてしまった。その結果が、今のバズとなっている。
この事件以降、防犯カメラにAI感知機能が付いている施設では、類似の“ノイズ”報告が増加。バイト掲示板では「AIが人影を誤検知する現象に遭遇したら報告スレ」まで立ち上がっている。
今後の展開:“見える世界”が変わる時代へ
今回の出来事は単なるバズりネタでは終わらない可能性を秘めている。今後AIはますます高性能化し、目に見えない情報もリアルタイムで解析する時代がやってくる。そうなれば、「今まで見えなかった何か」が、次々と“見える化”されていく未来もありうる。
科学が進歩すれば、幽霊もまた科学の対象になる。そして今、私たちはその入り口に立っているのかもしれない。
これは都市伝説でもホラーでもない。AIが“世界の裏側”を暴き始めた、最初の瞬間なのだ。
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