双極性障害とは?山口達也病院で死にたい発言かなり危険な状態?

山口さんの病室は、2LDK。
家具もなくガランとした殺風景な部屋。
そんななか、時折つぶやくそうです。
『早く、死にたい』と……。
あまりに悲痛な声で訴えるため、今は病院のスタッフが3人ほどついて交代で見張っている。

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山口達也病院で死にたい発言かなり危険な状態?

未成年女性への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった元TOKIOの山口達也(46)。
あれから3カ月。
現在は東京近郊にある心療内科専門病院で療養生活を送っている。
だが、死をほのめかすほど危険な状態にある。
一部報道によると、山口が治療している病名は双極性障害。
いわゆる“躁うつ病”。

双極性障害

精神疾患の中でも気分障害と分類されている疾患のひとつです。
うつ状態だけが起こる病気を「うつ病」といいますが、このうつ病とほとんど同じうつ状態に加え、うつ状態とは対極の躁状態も現れ、これらをくりかえす、慢性の病気です。
昔は「躁うつ病」と呼ばれていましたが、現在では両極端な病状が起こるという意味の「双極性障害」と呼んでいます。
なお、躁状態だけの場合もないわけではありませんが、経過の中でうつ状態が出てくる場合も多く、躁状態とうつ状態の両方がある場合とはとくに区別せず、やはり双極性障害と呼びます。
双極性障害は、躁状態の程度によって二つに分類されます。
家庭や仕事に重大な支障をきたし、人生に大きな傷跡を残してしまいかねないため、入院が必要になるほどの激しい状態を⑴「躁状態」といいます。
一方、はたから見ても明らかに気分が高揚していて、眠らなくても平気で、ふだんより調子がよく、仕事もはかどるけれど、本人も周囲の人もそれほどは困らない程度の状態を⑵「軽躁状態」といいます。
うつ状態に加え、激しい躁状態が起こる双極性障害を「双極I型障害」といいます。
うつ状態に加え、軽躁状態が起こる双極性障害を「双極II型障害」といいます。
双極性障害は、精神疾患の中でも治療法や対処法が比較的整っている病気で、薬でコントロールすれば、それまでと変わらない生活をおくることが十分に可能です。
しかし放置していると、何度も躁状態とうつ状態を繰り返し、その間に人間関係、社会的信用、仕事や家庭といった人生の基盤が大きく損なわれてしまうのが、この病気の特徴のひとつでもあります。
このように双極性障害は、うつ状態では死にたくなるなど、症状によって生命の危機をもたらす一方、躁状態ではその行動の結果によって社会的生命を脅かす、重大な疾患であると認識されています。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_bipolar.html

普段は、本当に手が掛からない状態だそうです。
ただ時々思い出したように『俺なんか、このまま生きていてもしょうがない』と漏らすそう。
別の日には壁に向かって何やら考えごとをした後、感情豊かに笑っていたこともあった。
あの快活だった山口とは思えないほどの“激変”ぶり。
ジャニーズ事務所時代とのギャップに打ちのめされるようで、こんな“未練”を漏らすことも。
山口さんは『あのころは良かったな。楽しかった……』と話すそうで。
特によく出てくるのは、ジャニーズ事務所の先輩だった近藤真彦さん(54)の話。
『マッチさんには、本当に可愛がってもらった。何もわからない僕に、芸能界のイロハを手取り足取り教えてくれた。今でもすごく感謝している……』と漏らしているそう。
躁うつ病に加え、未来の見えない毎日に苦しむ山口。
「もりしたクリニック」の森下克也院長も現状について「山口さんの精神状態はかなり不安定になっているといえます」と分析する。
だが適切な治療を続けさえすれば、改善の余地はあるという。
「まず大切なのは、周囲がしっかり彼の話を聞いてあげること。『そんなこと言わないで』と否定するのではなく、受け止めてあげるのです。その上で会話を重ね、カウンセリング。薬物治療も行っているでしょうから、そうしたアプローチによって状況は好転していくはずです。医療スタッフと二人三脚でやれば、社会復帰の可能性も充分にあるでしょう」
実際、山口自身も前を向こうと努力していた。
山口さんは定期的にスパ・トリートメントの施術を受けている。
ストレスで凝り固まった患部を、時間を掛けて丁寧に懲り解していくというもの。
いつも楽しみにしているそうです。
さらに気分が落ち着かないときには、積極的にヒーリングの治療も受けているみたいです。
4月26日に謝罪会見を開いた際、山口は涙ながらに「先のことは考えられません……」と語っていた。まずは心身の回復を、願うばかりだ。

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