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板金修理の危険性とは?安さや見た目だけで決めると後悔する理由

事故や擦り傷で車をぶつけたとき、「とりあえず板金修理で直せばいいか」と考える人は多いはずです。見た目はきれいに戻るし、交換より安い。けれど――本当にそれで安全は守られているのでしょうか?
結論を先に少しだけ言うと、板金修理は内容次第で“安全性を大きく損なう危険”を抱えています。 見えない部分で何が起きているのかを知らないまま任せるのは、かなり危うい選択です。

目次

板金修理の危険性が見過ごされがちな理由

板金修理は「直ったように見える」ことが最大の特徴です。だからこそ、危険性が軽視されがちになります。

見た目が元通り=安全ではない

多くの人は、外装がきれいに直れば修理成功だと思いがちです。しかし車は外板の奥に、フレームや補強材、衝撃吸収構造が詰まった“安全装置の塊”です。
板金修理では、これらが本来の形状・強度に戻っていないケースが少なくありません。

専門知識の差が仕上がりに直結する

板金修理は職人の腕に強く依存します。
同じ「板金修理」という言葉でも、設備・経験・判断力によって中身は別物です。危険性は、この“品質のばらつき”から生まれます。

板金修理で起こりうる具体的な危険性

ここからは、実際に問題になりやすい危険性を具体的に見ていきます。

フレーム修正が不完全なまま放置される

事故で衝撃を受けた車は、外板だけでなくフレームにも力が伝わります。
軽度に見える事故でも、ミリ単位でフレームが歪んでいることは珍しくありません。

不十分な修正のまま納車されると、

・直進安定性が悪くなる
・ハンドルが取られる
・高速走行時に不安定になる

といった症状が出ます。これは単なる乗り心地の問題ではなく、再事故のリスクを高める重大な危険です。

衝撃吸収構造が機能しなくなる

現代の車は、衝突時に「潰れることで衝撃を逃がす」設計になっています。
板金修理で無理に引っ張ったり、叩いたりすると、この潰れ方の設計が崩れます。

その結果、次に事故が起きたとき、

・本来潰れる部分が潰れない
・衝撃が直接キャビンに伝わる

といった致命的な事態につながる可能性があります。

パテの多用による隠れた劣化

見た目を整えるために使われるパテ。
適量で正しく使われていれば問題ありませんが、過剰に使われると危険です。

厚塗りされたパテは、

・時間とともに割れる
・内部で錆が進行する
・事故時に脆く崩れる

といったリスクを抱えます。外からは判断できないため、知らないうちに危険な状態で乗り続けることになります。

安さ重視の板金修理が特に危険な理由

「安い=悪い」とは限りませんが、板金修理において安さだけを基準にするのは非常に危険です。

作業工程が省略されやすい

価格を下げるために、次のような工程が省かれることがあります。

・分解せず外から修正する
・計測機器を使わない
・内部確認をしない

これらはすべて、安全性を犠牲にする近道です。

見えない部分は説明されない

安価な修理では、仕上がり重視で説明がほとんどありません。
「きれいに直ってますよ」と言われても、どこまで直っているのかは分からないのが現実です。

板金修理後に起きやすいトラブル

修理直後は問題がなくても、時間が経ってから危険が表面化するケースもあります。

錆の進行が早まる

塗装や防錆処理が不十分だと、内部から錆が進行します。
数年後に、

・ドア下が膨らむ
・塗装が浮く
・穴が開く

といった症状が出ることもあります。

異音や振動が増える

修理精度が低いと、走行中に微妙なズレが生じます。
それが異音や振動として現れ、最終的には足回りや他部品の寿命を縮めます。

危険な板金修理を避けるためにできること

板金修理そのものが悪なのではありません。問題は「どう直すか」です。

修理内容を具体的に説明してもらう

「板金します」ではなく、

・どこを修正するのか
・フレーム修正はあるのか
・測定機器は使うのか

を必ず確認しましょう。説明できない業者は要注意です。

安さだけで決めない

相見積もりを取ることは大切ですが、極端に安い見積もりには理由があります。
その理由が「工程省略」なら、危険性を買っているのと同じです。

修理後の保証を確認する

保証があるということは、仕上がりに責任を持つ姿勢の表れです。
保証なしの板金修理は、リスクをすべて利用者が背負うことになります。

板金修理の危険性を理解したうえで選択することが重要

板金修理は、正しく行われれば車を救う有効な手段です。
しかし知識なしで任せると、安全性・耐久性・資産価値を一気に失う危険な修理にもなります。

まとめ|板金修理の危険性は「知らないこと」から生まれる

板金修理の危険性は、派手な事故の話ではありません。
見えない部分、説明されない工程、安さの裏側――そこに本当のリスクがあります。

「とりあえず直ればいい」という判断は、後になって大きな後悔を生むことがあります。
板金修理を選ぶなら、安全まで含めて直しているのかを必ず確認してください。
それが、あなた自身と同乗者の命を守る最も確実な方法です。

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