トラノコの評価損をしないための注意点

こんにちはTac^^です。

トラノコの評価損をしないための注意点

トラノコの評価損をしないための注意点

2017年6月7日より「トラノコ」という投資アプリのサービスが開始されました。

このアプリは、クレジットカードや電子マネーなどを利用した際、自分で設定した金額のおつり相当額が自動的に投資額になり、それをプロが運用してくれるというもの。

もともと、「いつの間にかこんなにお金が貯まっていた」という感覚のおつり貯金を投資に回すイメージです。

難しいことは意識せず、いつの間にか投資ができる工夫が随所に見られます。 実際に筆者が試してみた感想をシェアしたいと思います。

目次

■口座開設手続きはわずか5分。忙しい人も始めやすい

■おつり投資の仕組みは?

仕組みはこうです。

あらかじめクレジットカードやICカードを登録し、おつりの単位を100円・500円・1000円から設定。登録したクレジットカードを使う度に、設定した金額との端数が「おつり投資」として貯まっていきます。

例えば、1380円の本を登録したクレジットカードで買った場合、1000円単位だとおつりの620円が投資額に入ります。

500円単位だと120円、100円単位だと20円という具合です。

画面には、その月に利用したカードの支出明細とおつりの金額が表示され、それを承認すると、1か月分まとめて指定した銀行口座から引き落とされ運用される仕組みです。

Zaimやマネーフォアードといった家計アプリとも連動しています。

■初心者にも分かりやすい「運用先選び」

運用は3つのファンドの中から1つを選びます。「安定重視」「バランス重視」「リターン重視」となっており、リスク許容度に応じた株や債券があらかじめ配分されているバランスファンドで運用します。

選んだファンドは途中で変更できますが、同時に複数のファンドを持つことはできません。投資初心者にはわかりやすくシンプルだと思いました。

ただし、4月から運用が始まった商品なので、運用実績はまだ浅いのが現状です。

■注意点はコスト。割に合うラインはどこ?

投資の世界では、運用利回り〇%というリターンについては不確実ですが、コストは確実に取られます。従って、コストは低い方がベストです。

トラノコの場合、運用中の信託報酬は0.3%(一般的には0.1~2.5%など)と低めになっています。

しかし、それ以外に毎月300円の手数料がかかります。

残高に関わらず一律でかかるので、投資残高が少ないときはコストの割合が大きくなってしまいます。

例えば、残高が36万円ある場合には月300円のコストは年率1%相当になりますが、残高が12万円だと年率3%です。

1枚のカードで貯めたおつり投資はわずか数百円だと、これでは割があいません。

トラノコでは、おつり投資以外にも任意で自由な金額を追加投資できるので、はじめは追加投資をした方がよいかもしれません。

目安としては、35万円くらい残高があれば信託報酬が1.3%のファンドと同じくらいになります。

「おつり投資」アプリは、おつり貯金をする感覚で日常に手軽に投資を取り入れられる画期的なサービスだと思います。

最近では、ネット証券会社が投資信託の最低買付価格を100円に引き下げるなど、投資が気軽にできる環境が広がってきています。

今回取り上げた「トラノコ」は3か月間は手数料がかからず無料でお試しできるようです。

投資に興味がある方は、いろいろと比較して自分にあったやり方を選んでみてはいかがでしょうか。

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