こんにちはTac^^です。
株取引のための情報ツールとしてソーシャルメディアが浸透するなか、独特の存在感を放つ発信者「岡三マン」とは。
株取引の味方?岡三マン中の人
相場に影響しそうなニュースをいち早くツイッターにつぶやく彼のフォロワーは2018年1月時点で12万人超。
約2年前と比べて3倍に増えている。
40-50代( ゚Д゚)!!https://t.co/s7GCAWBjdV
— 岡三マン (@okasanman) 2018年1月15日
岡三マンは、企業やテロ、災害まで、株価に影響を与えるニュースをつぶやく。
たとえば
昨年12月20日、午前0時44分のビットコイン関連のニュースに始まり
午後11時46分の九州地方で起きた地震まで
間断ない投稿は111件にのぼった。
世界的に盛り上がっている仮想通貨関連の投稿は33件以上。
水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネージャーは「どうしてそんなに速いのか」と驚きを隠せない。
だが、午前10時10分の日銀オペ、午前10時15分の人民元の対ドルレートを毎日欠かさないことや、週末や夜中もつぶやき続けることで、何らかの自動運転プログラムが使われていると憶測する声も多い人物だ。
少々エピソードは古いが、日本銀行が初のマイナス金利導入を決めた16年1月29日。
発表をめぐって日経平均株価が1000円弱、ドル・円相場が3円弱の乱高下となった。
発表15分前に日本経済新聞のホームページに掲載された「マイナス金利導入を議論」のヘッドライン画像を岡三マンがツイートした際には「この投稿のおかげで命拾いしました」といったコメントが残されていて、フォロワーの間では取引する上で必要なツールとなっていたことがよくわかる。
マーケットに影響力のあるニュースの転伝が速いことで、短期売買を繰り返す「イナゴ投資家」の間で岡三マンは重宝されている。
「中の人」の正体は?
不明。
黄色い安全ヘルメットをかぶったプロフィール画像から判断して男性の可能性は高い。
だが、兜町界隈で取材を重ねても、その姿を知る人にまだ巡り会えない。
謎だらけなほど、その存在は人の探究心をかき立てられる。
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