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パラレルズを使っていて重いと感じた時の対処法(初期設定)について紹介します。
まず!Parallels Desktopの構成
前述のParallels Desktopの構成画面では以下のように設定します。
これらはWindowsインストール後でも設定可能です。
CPUメモリ
32bit版Windowsを使う場合、「ハードウエア」タブの「CPUおよびメモリ」で「2816MB」を指定します。
2816MB(2.75GB)はParallels Desktop 15上で32bitのWindowsが使える物理メモリの上限でこれ以上のメモリを割り当てても無駄になります。
しかし、物理メモリが8GBのMacではそれ以上を指定するとかえってパフォーマンスが悪くなります。
Parallels上のWindowsの処理は最終的にはMacで実行されるためです。
グラフィック
グラフィックのメモリは「自動(推奨)」に設定します。
固定サイズのディスクイメージを使う
Parallels Desktopのディスクイメージはデフォルトだと可変サイズです。
Windowsのディスク使用量によってサイズが可変するのは便利ではあります。
しかし、可変サイズより固定サイズのほうがパフォーマンスがいいため、固定サイズを使います。
「ハードウエア」-「ハードディスク」の「プロパティ」ボタンをクリックします。
「容量可変ディスク」のチェックをはずし、「Apply」をクリックします。
かなり時間がかかりますので気長に待ちましょう。
自動サインインする
Windowsを使うためにはログイン画面でパスワードを入力する必要があります。
他人に自分のWindowsを使われないようにするためです。
しかし、パスワード保護されているMac上で動作するParallels DesktopのWindowsをさらにパスワードする保護する必要はありません。
Windowsの起動がパスワード入力時間の分だけ遅くなります。
そのため、Windowsの自動サインインを設定します。
Windowsの検索窓の「netplwiz」と入力し、「netplwizコマンドの実行」をクリックします。
「ユーザーアカウント」画面が表示されたら通常使用するユーザーを選択し、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外します。
「OK」をクリックするとパスワード入力を求められるのでログインパスワードを入力します。
クラウドストレージを使わない
Boot Campを使う場合、Windowsでクラウドストレージを使うのはMacとのファイル共有のために有用な手段です。
ですが、OneDriveはデフォルトで起動してしまう
DropboxなどならWindowsにインストールしなければ済む話なのですが、OneDrive(Windows標準のオンラインストレージ)はWindowsと同時にインストールされ、デフォルトで起動する設定になっています。
そのため、OneDriveを使わないのでOneDriveをオフにします。
他にも以下のような対処方法があります。
- スタートアップアプリをオフにする
- バックグラウンドアプリをオフにする
- アニメーションを無効にする
- 透明効果をオフにする
- コンパクトOSにする
- ページングファイルを使わない
- 高速化ソフト
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