イチローマリナーズ復帰の理由。最高齢のメジャーリーガー?

こんにちはTac^^です。

米大リーグ、マーリンズからフリーエージェント(FA)になっていたイチロー外野手(44)が、2012年途中まで所属していたマリナーズに復帰することが決まった。

目次

イチローマリナーズ復帰の理由。

 

一般的にキャンプまでに契約が出来なかった選手というのは、 言葉は悪いが、ケガ待ちという状況になる。

オープン戦が始まると、少なからずけが人が出るためだ。

ケガをすれば逆に、ポジションを失う。

そこには大リーグの激しい適者生存競争の一面が透けるが、その中でマリナーズはキャンプが始まったときから故障者が続出していた。

週が明けて、顕著になったのは外野陣の層の薄さ。

元々、昨年ライトのレギュラーを掴んだ ミッチ・ハニガーが右手を痛めて出遅れており、今年はまだ、 1試合もオープン戦に出場していない。

控え外野手のギレルモ・ エラディアがハニガーの代役ということになるが、 彼も昨年10月に肩の手術を行い、3月2日に復帰したばかり。

そういうなかで先週、今度は昨年半ばからレフトに定着したベン・ ギャメルが、打撃練習を行っているときに右の脇腹を痛めた。

当初は軽傷とみられたものの、5日になって4〜 6週間はプレーできないと判明すると、マイナーにもめぼしい人材がおらず、開幕を考えた時、計算できるのはもはやセンターのディー・ ゴードンしかいなくなった。

これがイチローが古巣に戻れた理由だ。

最高齢?

米メディアなどによると、メジャー契約を結び、年俸はメジャー最低保障額の54万5000ドル(約5780万円)プラス出来高払い。

ピーク時の20億7000万円の35分の1ほどの年俸で、メジャー18年目に挑む。

44歳で止まりかけたイチローのメジャーでの時計が、再び動き出す。

米メディアや球界関係者によると、イチローは5日(日本時間6日)までに米国入りし、古巣マリナーズとの契約時に必要な身体検査を受けた。

早ければ6日(同7日)にも、ピオリアで行われている球団のキャンプに合流して入団会見に臨む。

マイナー契約の招待選手ではなく、メジャー契約で合意。

ただし年俸は、メジャー最低保障額の54万5000ドル(約5780万円)プラス出来高払いになるとみられる。

マーリンズ時代の3年間の200万ドル(2015年のレートで約2億4000万円)より、大幅ダウン。

ピーク時の約20億7000万円(当時のレートで日本円に換算)と比べれば、ベース額は35分の1を下回る。

だが、米国でのプレーを優先するイチローは、メジャーの舞台に挑めるなら金銭的な条件にはこだわらない。

「50歳まで現役」と目標を掲げてきた。

近年、急速に若返りが進む大リーグで、44歳でのメジャー契約は異例。

マリナーズは左翼のギャメル、右翼のハニガーと外野陣に故障者が相次ぎ、体調がいいのは中堅のゴードンくらい。

そのゴードンも本来は二塁手とあって、圧倒的な経験値を持つイチローを、マリナーズは再び求めた。

活躍すれば出来高払いで、報酬は大幅にアップする。

昨季はマーリンズで主に代打で起用され、大リーグ移籍後では最少となるシーズン50安打にとどまった。メジャー通算安打は歴代22位の3080本。

昨季終了後、マーリンズが今季契約の選択権を行使せず、FAに。

FA市場が停滞した影響を受け、キャンプが始まっても今季の所属先が決まっていなかった。

背番号は、球団でメジャー40人枠、招待選手を含めても空き番号となっている「51」となる見込み。

01年から12年7月まで所属し、10年連続200安打以上を放つなどした思い出深い球団で、イチローがプロ27年目を刻む。

野手での最高齢は48歳のチャーリー・オリアリー。

50歳現役を目指しているイチローは本当にメジャーリーグ最高齢野手になるかもしれない。

 

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