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【英検SBCTとは?】従来型はもう古い?知らないと損する新しい英検の正体

「英検って、紙で解く筆記試験でしょ?」
もし今もそう思っているなら、その認識は少し危険かもしれません。実はいま、英検は静かに、しかし確実に姿を変えています。その中心にあるのが英検SBCTです。
SBCTってなに?CBTとどう違う?本当に受けるメリットはあるの?――結論を先に言えば、英検SBCTは“英検の未来形”に最も近い試験方式です。その理由を、順を追って解きほぐしていきます。


目次

英検SBCTとは何かを一言でいうと

英検SBCTとは、英検(実用英語技能検定)をパソコンで受験する方式の一つです。
SBCTは Speaking Based Computer Test の略で、特にスピーキング評価の安定性と試験運営の効率化を目的に導入されています。

運営しているのは、もちろん 日本英語検定協会。つまり「英検じゃない別物」ではなく、正規の英検です。合格すれば、級の扱いも、証明力も、従来型と同じです。


なぜ今、英検SBCTが生まれたのか

英検は長年、「読む・聞く・書く・話す」の4技能を測る試験として進化してきました。
しかし従来型の英検には、どうしても避けられない弱点がありました。

一つはスピーキング試験の負担です。
面接官・会場・日程調整が必要で、受験者にも運営側にもコストが大きい。
もう一つは試験機会の少なさ。年に数回しか受けられず、「今、英検が必要」というニーズに応えにくい。

SBCTは、この2つをまとめて解決するために生まれました。
コンピュータ上で完結させることで、公平性・利便性・柔軟性を一気に引き上げたわけです。


英検SBCTの試験形式

パソコンで受験する英検

英検SBCTは、指定されたテストセンターでパソコンを使って受験します。
紙は使いません。マウス操作、キーボード入力、ヘッドセットを使った音声入力が基本です。

リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能すべてを、1日で完結させます。
面接のために別日程で会場へ行く必要はありません。


スピーキングはどうやって評価される?

ここがSBCT最大の特徴です。
受験者はヘッドセットに向かって話し、その音声データを録音します。
その音声を、複数の評価者+AI的なチェックを組み合わせて採点します。

「人と話さない英検って意味あるの?」と思うかもしれませんが、
実は面接官の当たり外れがなくなるという大きなメリットがあります。
評価基準が均一になり、運に左右されにくいのです。


従来型英検・CBTとの違い

従来型(紙+面接)との違い

最大の違いは、やはりスピーキング試験です。
従来型は対面面接、SBCTは録音方式。
その結果、日程・場所・心理的負担が大きく変わります。

特に中高生にとっては、
「知らない大人と英語で1対1」という緊張感がなくなるのは大きい。


CBTとの違い

CBTもパソコン受験ですが、SBCTとは設計思想が異なります。
SBCTは英検本体の延長線上にあり、級構成や難易度、合否基準がより従来型に近い。

簡単に言えば、
CBTは「英検をデジタル化した別ルート」、
SBCTは「英検そのものを進化させた形」です。


英検SBCTのメリット

受験機会が多い

SBCTは、従来型より受験可能な回数が多いのが特徴です。
「推薦に間に合わせたい」「留学前にスコアが必要」
そんな現実的なニーズに強くなりました。


緊張しにくい

対面面接がないため、
「英語力はあるのに、緊張で話せない」タイプの人には特に有利です。
これは実力評価という意味では、かなり本質的です。


合否・級の価値は同じ

ここは誤解されやすい点ですが、
SBCTで取った英検の級は、従来型と同一の扱いです。
学校提出、入試利用、履歴書記載、すべて問題ありません。


英検SBCTのデメリット・注意点

自宅受験ではない

SBCTはオンライン試験ですが、自宅では受けられません
指定会場まで行く必要があります。


パソコン操作に慣れていないと不利

マウス操作、タイピング、ヘッドセット使用に慣れていないと、
英語以前のところでストレスがかかります。
事前に操作感に慣れておくことは必須です。


全級対応ではない

時期によっては、対応していない級もあります。
受験を決める前に、必ず対象級を確認する必要があります。


英検SBCTはどんな人に向いているか

・早く結果が欲しい人
・面接が極端に苦手な人
・推薦・進学スケジュールがタイトな人
・英語を「技能」として冷静に評価してほしい人

逆に、「対面でのやり取りが得意」「紙の方が集中できる」という人は、従来型の方が合う場合もあります。


まとめ:英検SBCTは“逃げ”ではなく“進化”

英検SBCTは、「楽をするための英検」ではありません。
むしろ、英語力をより公平に、効率よく測るための進化形です。

紙かパソコンか、面接か録音か。
それは本質ではありません。
本質は、「その試験が、あなたの英語力を正しく測っているかどうか」。

英検SBCTは、その問いに対する一つの現代的な答えです。
英検を受けるなら、もはやSBCTを知らないまま選ぶ時代ではありません。

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