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日本の筋トレの常識は世界の非常識?
日本には間違ったフィットネスの知識が蔓延していて効果をイマイチ発揮できていない方は大勢います。
今回は、その中でも筋トレ記録に関して世界の常識を伝えていきます。
筋トレ記録は必要ない?むしろつけないほうがいい?
筋トレ記録とは?
筋トレ記録とは、主に二つの種類に分けられます。
1.体重、体脂肪率、筋肉量等のトレーニング後の成果を測るもの
2.レップ数、セット数、重量等のトレーニング中の測るもの
日本においてはこれらのメモをしっかり取り記録することが、一つの有効な手法として認知知れています。
しかし、これらの筋トレ記録は多くのトレーニーの筋肉の成長・発達を阻害しているものなのです。
では、以下より早速その理由について説明しています。
筋トレ記録をつけるべきではない3つの理由
1.トレーニング中に記録をつけると防衛本能に呼びかけることができない
トレーニング中にメモを取る行為は人間の防衛本能に呼びかけることができなくなり、アドレナリンの低下などを招きます。
その結果、筋肉が思ったように成長しなくなる。
そもそも筋トレとは、人間の防衛本能を利用し化学反応によって筋肉を発達・成長させていくキッカケ作り。
脳に「筋肉をつけろ!」と信号を発信させるのが目的でありゴールなのです。
この過程において、メモを取り冷静さを取り戻す行為は筋肉に正しい信号を送る妨げとなります。
いかに集中して追い込むかが鍵である筋トレにおいて、致命的ミスなのです。
2.トレーニングが流動的なものではなくなる
筋トレのルーティーンは流動的であるものであり、そうでなくてはいけません。
長すぎるインターバルは良くないし、速筋線維を効果的に鍛えることもできなくなってしまいます。
トレーニングは短時間にいかに集中して追い込めるかが鍵。
ここにおいて流れを止めてしまうようなメモなどを取ってしまう行為は、トレーニングの流動性を一気に無くさせてしまう行為と言えます。
3.”Don’t scale”数値ではなく見た目を気にしろ
“Don’t scale”この言葉は、アメリカのトップビルダーの間でよく聞かれる言葉。
直訳すると、”測るな”という意味。
体重はあくま結果として出てくる数値に過ぎず、最も重要なのは見た目がかっこいいかどうか。
よって鏡で自分の体を客観的に見ることが重要。
体重を落としたいのか?かっこいい見た目になりたいのか?その答えは恐らく後者でしょう。
皆かっこよくなりたいからトレーニングをするのです。
数値に囚われては本質を見落としてしまってはいけません。
筋トレ記録をつけるのはパワーリフターだけ?
筋トレ記録をつけるべきなのは、パワーリフターに限ります。
つまり、いかに重い重量を上げれるかどうかのみにフォーカスする場合は、日々の達成した重量の記録を取るべき。
パワーリフティングとボディビルディングのトレーニングは、トレーニングの手法においてある程度重複している部分も存在しますが似て非なるものです。
筋トレ記録は、パワーリフティングのトレーニングをしている方のみにオススメできるものと言えるでしょう。
断言しますが、ことボディビルディングにおいて、すなわち見た目をかっこよくしていくのに筋トレ記録はいりません。
いかがでしたでしょうか?
“Don’t scale”アメリカのビルダーの中で囁かれている言葉です。
数値は気にしてはいけません。
重要なのは鏡の前に映し出されたあなた自身の姿がどうなっているのかです。
筋トレ記録はボディビルディングを行う上で、百害あって一利なし。
トレーニングを流動的なものし、さらなる筋肉の成長・発達を目指していきましょう。
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