こんにちはTac^^です。
武豊騎手の騎乗停止により、NHKマイルC(5月6日・GI・東京芝1600m)で騎乗予定だったケイアイノーテック(牡3、栗東・平田修厩舎)は、藤岡佑介騎手との新コンビで同レースに臨むことがわかった。
ケイアイノーテックは父ディープインパクト、母ケイアイガーベラ(その父Smarty Jones)という血統。
昨年の2歳時からデイリー杯2歳S3着、朝日杯FS4着と重賞で上位を賑わせている。
今年初戦のこぶし賞は2着に敗れたが、2戦目の3歳500万下を後続に4馬身差をつけて圧勝すると、前走のニュージーランドTも2着と好走し、NHKマイルCの優先出走権を獲得している。
武豊騎乗停止斜行とは?
武豊騎手(49)は4月22日の京都8Rでサイモンゼーレに騎乗した際、3コーナーで外側に斜行。
シアン、プレシャスロードの進路が狭くなった(その他にスワーヴアーサー、ダノンメモリーの進路にも影響)。
このため同騎手は4月28日~5月6日まで9日間(開催4日間)の騎乗停止となった。
これにより、予定していた天皇賞・春のクリンチャー、NHKマイルCのケイアイノーテックには騎乗できなくなった。
ケイアイノーテックは藤岡佑介騎手(32)とコンビを組むことが同日、決まった。
騎乗停止競馬のルール
日本中央競馬会競馬施行規程第10章第137条を根拠とする。
中央競馬所属の騎手の場合には、競馬の開催は毎週土曜日と日曜日に行われるのが原則であるため、例えば2日間の騎乗停止を科されると翌週の土曜日と日曜日の競馬には騎乗できない。また、平日に行われる地方競馬での地方馬と中央馬の交流競走も騎乗停止期間中は騎乗できず、また日本国外での騎乗も出来ない(騎乗停止中は海外遠征の届出が許可されないため)。
競走中の事由による騎乗停止の場合、開催日4日間などの騎乗停止となるが、開催日4日間の騎乗停止の場合は「土・日~(翌週)土・日」の期間が騎乗停止となるため、実質的に1週間は中央・地方・日本国外全ての競走に騎乗できない事になる。
また、同一騎手が同一競走、または同一開催週に複数回の騎乗停止規則に抵触する走行があった場合はその分期間が延長されてしまう。
- その例として、吉田豊は2009年5月10日に施行されたNHKマイルカップにおいて、サンカルロに騎乗したが、
- 第4コーナーで外側に斜行した際、アイアンルックの走行を妨害
- 直線走路でダイワプリベールの走行を妨害
という、同一競走において2度の走行妨害を行ったとして、同年5月16日から6月7日の合計開催日8日間(1開催相当 前者は5月24日まで、後者は5月25日からそれぞれ開催日4日間ずつの扱い)の騎乗停止を受けた。サンカルロは8位入線から18着降着となった。
1976年までは騎乗停止は次の競走から即刻適用されていたが、1977年以降は翌日からの騎乗停止を基本とし、前日発売の競走に騎乗している場合は翌日の騎乗は可能としていた。さらに1994年からは騎乗停止をファンに広く伝えるために騎乗停止の開始日を翌週の土曜日からとした。ただし、粗暴な行為、あるいは油断騎乗(楽勝ペースでゴールに駆け抜けようとした際に追う動作を緩め、敢闘精神に著しく欠ける騎乗があった場合や不注意行為があった場合他)による騎乗停止は発覚の当日もしくは翌日からの適用となる場合がある。
なお、故意的に騎手を落とした場合(未遂も含む)、馬体故障以外の理由によって意図的に競走を中止した場合、騎手本人のドーピング行為、重大な不祥事(触法行為など)、騎手としての注意義務の違反行為などがあった場合は、長期もしくは無期限の騎乗停止、最悪の場合は騎手免許が取り消されることもある。
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