こんにちはTac^^です。
今回の人生逆戻りツアーは、人生の可能性に自ら蓋をしてしまった人におすすめです。
人生逆戻りツアーの作者泉ウタマロさんてどんな人?
僕のいつもの書評パターンですが、
そもそもこの作品を書いた人ってどんな人なんだろう?
ここから僕は入ります。
泉ウタマロさん
他次元からの情報を、チャネリング方式で聴き取り執筆するスピ系作家・アーチスト。
自分・他人の他生へ行く他次元・他時空トラベラー。 愛猫家。
https://twitter.com/izumiutamaro
本著人生逆戻りツアーのあとがきにも書かれていましたが、
文学部などで文学やライティングスキルを学んできたのではなく、
ある日、よっしゃ!やるぞ!書くぞ!と決意されて作家になられた方。
文体は非常に柔らかく、
また感情移入しやすいテンポで物語は展開していきます。
大体、読めない本は、
いつまでたっても本と自分との乖離が激しいのですが、
この人生逆戻りツアーは見事一瞬でストンと入ってきました。
人生逆戻りツアーのあらすじをざっくりと
人生逆戻りツアーのあらすじです。
◯登場人物
クロード:主人公。スーパーで働く。
イレーヌ:主人公の嫁。とある夢を持っている。
守護天使A:クロードの守護天使
守護天使B:クロードの守護天使
守護天使C:クロードの守護天使
創造主:びっくりするビジュアルとはうって変わって真理を語る創造主
主人公のクロードはとあることで死んでしまいます。
そして守護天使が天界へのお迎えにきて
そこで自分自身や自分を取り巻く人の思いや人生の意義と向き合う。
そして、一個何かを掴んで再誕しよっかな!
どうしよっかな!ていうお話。
簡単に言えばそんな話。
ありふれてる話です。
人生逆戻りツアーの物語。
でもね、他と違うのは、
それが絵空事じゃないんだなって思うこと。
作り話。フィクションの類ではない。
もっと言うならば、これって今回はたまたま主人公がクロードだったけど、
たとえば上條晴行や上條晴行の人生にも該当する物語なのだと思いました。
人生逆戻りツアーは人生の目的探しをしたい人におすすめな理由
人生逆戻りツアーって
「人生の意義や目的をみうしなったひと」
もっと言うならば、「思い出せない人」
そんな人に僕はおすすめしたいですね。
実際にきっとみなさんも体験したことあると思うのだけど
きっと人生のどこかで、自分の宿命や使命、そんなものに
気がついていた時期があったはず。
でもそれはきっと幼少期の頃。
もっと今よりも自分の感情や自分が持っているものにだけ
集中できた頃の記憶。
しかし、時間とともに多くの人に出会、
そして忘れます。
言い換えれば、人の言葉で上書きされます。
自分の可能性に蓋をし始めます。
・アタマよくないからお医者になれない
・お金ないから海外いけない
・格好よくないからモデルになれない
・英語話せないから海外にいけない
・文章力ないから文章が書けない
ないないない!
ないものさがし。
自己否定ゲーム!の始まりです。
謙虚と自己否定は全く違います。
謙虚は、自分を慈しめます。他者も慈しめます。
自己否定は、一見謙虚に見えても
その実、自分も他者も否定していることとなります。
「できない」
「できっこない」
「無理無理!」
と言うたんびに、自分が本当は知ってた
本来やりたいことを忘れていってしまいます。
できないの上書き。
でも、できないって誰が決めたんだろう?
親?
友達?
親戚?
上司?
社長?
それとも自分?
そして、自分ができないっていうことの根拠はあるのだろうか?
そういう問いかけを「人生逆戻りツアー」を読みながらひたすら僕は自分にしていました。
あれ?
もしかして
できない根拠なんてなくない?
きっとそう思いたいだけ。
失敗した時の逃げ口上がほしかっただけでしょ!
っていう結論に到達しました。
そうです。
できるか、できないかは問題じゃない。
初手は、できるんだ!って信じること。
そしてできた自分をイメージすること。
これってアファメーションと一緒です。
「できる自分」
「未来の夢達成した自分」
「やったぜ!とガッツポーズをしている自分」
をイメージし、そして感謝する。
この所作。
この気持。
これはね、まるで揺らめく炎のように何か心もとなく
また陽炎のように消えてしまいそう。
消えるな!消えるな!
今の気持!
明日の朝になってもちゃんと覚えていてほしい。あの日の感動。
あの日の衝動。
そういう自分が肯定したことも
願ったことも
気を緩めると下流に流れ
何かの陰に隠れ
時には自分で押しやり
認めない。
夢とか、希望ってそういう修正があります。
でも本当は人一倍、自分自身がそれを認めてほしいもの。
いや、認めたいものですね。
そういう夢とか目標とか、実現したいこと。
ワクワクすること、楽しいこと
これを手放さない大切さが「人生逆戻りツアー」ではふんだんに描かれています。
人生逆戻りツアーを読んで感じた守護されている感覚
人生は、一人涙の中生まれ落ち
そして人生の地図も参考書も
ナビゲーターもヒントもないまま
どこかに人は生まれ落ちます。
おぎゃーおぎゃー!
泣いて泣いて
そして排泄の面倒をしてもらい、
栄養を与えてもらい、愛情をもらい
そして大きくなります。
ちょっと大きくなってみて
まだわかりません。
人生の目標?
うすボヤけになんかあるようなないような
そのうち、学校にあがり、就活をする。
社会人になる。
その中で自我が発露、発芽し、
自分の意識が明確になります。
ああ、これが僕の体で
これが僕の考えか。
これが僕のスペックで
これが僕のマインドか
でも、人生ってなんのために生まれてきたのだろう?
何か目的があったような気がするけど…
なんて自分探しをしていられるうちはまだ良いのですが
そのうち、会社の残業、業績アップ。
恋愛にオシャレに、バイトに、相続。
SNSにネットに、リア充にパリピーに
保険だ車だ税金だなんだかんだと
育児に嫁姑問題に、学資ローン。
どんどんどんどん
本来は余計なものが人生を専有してきます。
占有ですね。
占有されてくる。
そうなると、もう大変。
毎日に精一杯で自分の夢?
夢でメシが食えるのか!!!!
なんていう考えになっちゃう。
そうそう、自分の親などが昔言ってたような
言われて悲しかったことを今度はゆとりをなくした自分が
自分の大切な子供に言い出すしまつ。
負のスパイラルです。
で、話をもどすと
人生の目的などわからないけど
忘れているだけ
あと、生まれてきてからきっと僕らの傍らには
自分の世話をやいて守護してくれている何かがいらっしゃる。
本書人生逆戻りツアーを読み、
僕は強く感じました。
あ、守られている。
それは愛されていることだ。
見えないけど、感じられる。
どんな時も一人ではないんだ!
という気持になれただけでも
人生逆戻りツアーを読んで大きな学びがありました。
きっといま入院している人に
引っ越しを始めた人
失恋した人に
新しい仕事が始まる人
色々いるけど、
みんな何かに守られていると
意識して生活してみるときっと良いと思います。
そう思うから、そう感じられる。
そう感じられるから、そう思える。
どっちも一緒だと思います。
人生逆戻りツアーあなたの人生が変わる愛と笑いのストーリー【電子書籍】[ 泉ウタマロ ]
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