一軍登録の変更があった中日松坂大輔が抹消
松坂大輔登録抹消中日一軍
オリックスは6日、吉田一将を一軍登録した。
2013年のドラ1右腕は開幕一軍こそ逃したものの、ファームでは2試合の登板で2勝負けなし。
13イニングを投げて防御率は0.69と圧巻の成績を残していた。
2016年に中継ぎとして頭角を現すも、昨季終盤は先発として完封勝利をマーク。
今後の起用法にも注目が集まる。
なお、吉田とともに右のリリーフ・比嘉幹貴が昇格。
5日の試合で打ち込まれた小林慶祐と金田和之が登録抹消となった。
また、中日は5日の試合で先発した松坂大輔を抹消。中日移籍後初登板・初先発で5回3失点の力投。黒星こそついたが、復活の気配を見せていた。
※再登録=4月16日以降
■ オリックス・バファローズ
-登録-
14 吉田一将/投手
35 比嘉幹貴/投手
=抹消=
39 小林慶祐/投手
58 金田和之/投手
■ 中日ドラゴンズ
-登録-
5 阿部寿樹/内野手
=抹消=
99 松坂大輔/投手
粒ぞろいの中日先発陣
開幕から小笠原慎之介、ジー、笠原祥太郎、柳裕也の4投手をつないだ先発リレー。
松坂投手はラスト5番目のバトンを受けとった。
先発ローテの一角をギリギリ勝ち取った形となったが、登板翌日の2018年4月6日、早くも登録抹消が決定。
再登録は4月16日以降となる。
スポーツ各紙によると、1軍には帯同し、中10日以上開けて次のマウンドに臨むという。
結果をめぐっては賛否両論あがっているが、元中日の山崎武司氏は手厳しい。
5日放送のラジオ「ニッポン放送ショウアップナイター」で解説をつとめた際、
「(松坂投手は)投げきれたっていう満足感はあると思いますが、それでは困りますからね。ローテーションピッチャーですから。結果を残してくれないと」
と注文を付けた。
中日の先発陣は、昨季開幕投手をつとめた大野雄大やドラフト1位ルーキー鈴木博志、若松駿太、吉見一起、鈴木翔太投手など粒ぞろい。
山崎氏は「順番としては(松坂投手よりも)そっちの方が先」と言い切る。
次回のピッチングはまさに正念場だ。
“平成の怪物”復活を印象付け、外野の批判を一蹴する結果が求められる。
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