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井岡一翔引退!その理由は?なぜ?
井岡一翔引退!その理由は?なぜ?コン顔はどうなる?
プロボクシングの元世界3階級王者・井岡一翔(28)が31日、横浜市内で会見し、現役引退を電撃表明。
引退届は前日30日付で日本ボクシングコミッション(JBC)に受理された。
井岡は昨年11月に私生活の優先を理由に王座を返上。
去就が注目されていた。
今後については未定。
だが、関係者によると、活動拠点を海外に移して現役復帰する可能性もあるという。
「唯一無二の存在になりたい」と高みを目指してきたはずの井岡が、現役引退を発表。
理由は?
「ボクシングを始めたときからの目標だった3階級制覇をかなえたときに引退しようと思っていた。その後、新しい目標を見つけて続けてきたが、5度目の防衛戦のあとに引退を決めました。井岡一翔はきょう引退します」
井岡は昨年4月にWBA世界フライ級王者として5度目の防衛に成功。
具志堅用高に並ぶ世界戦通算14勝の日本記録を打ち立てた。
その約3週間後の5月17日に婚約中だった歌手の谷村奈南と結婚。
そこからボクシングと距離を置きはじめた。
生活の拠点も大阪から東京に移し、父・一法氏(50)が会長を務める所属の井岡ジムで汗を流すことも激減。
9月10日にはハワイで挙式。
陣営が9月に予定していたV6戦は当然ながら白紙。
2011年から6年連続で開催していた恒例の大みそか興行も開催のメドが立たない状況となり、11月9日にはプロモーターでもある一法会長が「多忙なプライベートによる調整不足」を理由に王座返上を発表。
現役の世界王者が進退を明言せず、ベルト返上という前代未聞の事態。
さらに「プライベート優先」というあまりに突飛な理由に、親子の確執なども一部で報道された。
しかし、引退を決めたというV5戦の一夜明け会見以来、250日ぶりに公の場に姿を見せた井岡が挙げた引退の理由は完全燃焼。
「夢をかなえて引退できるのは幸せなこと。自分にとって一番思い入れがある大みそかに発表し、感謝の気持ちを伝えたかった」と話し、一法氏との関係についても「今の自分があるのは両親のおかげ。感謝している。引退を告げたとき父は『わかった』と言っていた」
と話した。
「人生にとってウオーミングアップ」と表現したボクシング。
今後はどうなる?
今後について具体的な説明はなかったが、妻の存在が僕の支え。次のステージへのビジョンはできていると話した。
まだ28歳。
年齢的にも現役復帰の可能性は否定できない。
井岡も「あればこの会見はしていない。でも、ゼロではない」と話した。
関係者によると、米国など海外に活動の場を求め、再びリングに立つことも選択肢のひとつにしているという。
引退届は30日付でJBCに受理されているが、海外の当該コミッションからライセンスを交付されれば現地で試合を行うことは可能。
プロデビューから世界最速となる18戦目で世界3階級を制した希代のボクサーは、今後の展開に含みを残しながら異例の深夜にボクシング人生に幕を引いた。
ちなみに米国のリングに上がるには
各州のコミッションが発行するライセンスが交付されれば全米各地で試合を行うことができる。ラスベガスのあるネバタ州でライセンスを取得すればニューヨーク、ロサンゼルスでも試合は可能。
取得には健康診断書、ビザ、パスポートなどが必要。
ライセンスが交付されても、実際には有力プロモーターらとの関係を築かないとマッチメークの機会には恵まれない。
井岡 一翔(いおか・かずと)
1989(平成元)年3月24日生まれ、28歳。
大阪・堺市出身。
中1でボクシングを始め、大阪・興国高3年時に史上3人目の高校6冠。
2009年4月にプロデビュー。
11年にWBC世界ミニマム級王座獲得。
12年にWBA同級王者・八重樫東(大橋)との統一戦に判定勝ち。
同年にWBA世界Lフライ級、15年に同フライ級王座を獲得し、世界最速のプロ18戦目で3階級制覇達成。
世界戦通算14勝は元WBA世界Lフライ級王者の具志堅用高と並ぶ国内最多。23戦22勝(13KO)1敗。右ボクサーファイター。
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