感想ネタバレ含みながら。実在の人物だったんですね?
バリー・シール映画みた感想ネタバレ。実在の人物?
あらすじ
伝説の運び屋を描いたウソのような本当の話
民間航空会社のパイロットのバリー・シール。
天才的な飛行テクニックを見込まれ、CIAの秘密工作に協力する事に。
中米での偵察飛行を続けるうち、バリーはコロンビアの麻薬王の目に止まり、麻薬の運び屋を引き受ける。
CIAから中米の反政府組織に銃を運び、帰りは飛行機に麻薬を積んでアメリカに戻る。
そんな運び屋ビジネスが成功。
たちまちバリーは大金を抱える事に。
しかし、バリーは複数の捜査機関にマークされ捕まり。
また国のために働くことになっていく・・・・
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「バリー・シール/アメリカをはめた男」の解説
1980年代のレーガン政権時代。
アメリカは中米に現れた反米政権を潰そうとCIAを使い、現地の反政府組織を育てていた。
その一方、南米のコロンビアから大量のコカインが流入し、あっという間にアメリカ国内に麻薬汚染が広がった。
その両方に関わっていたのが、本作の主人公バリー・シール。
アメリカから武器を運び、麻薬を持ち込む運び屋。
もちろんそれは違法だが、CIAも目的のために彼の麻薬の密輸を黙認。
バリーは犯罪者なのだが、トム・クルーズがコミカルに演じた。
実際はそんなにコミカルではなかったように私は感じます。
シリアスに描く事もできたが、そのあまりのハチャメチャぶりをコメディにしたのは正解だとは思うがそんなにコメディ感は私は感じていない。
現金の隠し場所に困って庭に穴を掘って埋めたり、小さな町の銀行に次々に預金をして町が不釣合いなくらいに潤ったりと、ブラックな笑いが散りばめられていた。
公開日・キャスト
公開日 | 2017年10月21日 |
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キャスト | 監督:
ダグ・リーマン 出演: トム・クルーズ ドーナル・グリーソン サラ・ライト |
配給 | 東宝東和 |
制作国 | アメリカ(2017) |
上映時間 | 115分 |
公式サイト |
(C)Universal Pictures
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感想
政府や麻薬組織といった巨大な力をたった一人の男が華麗に煙に巻き、大金を巻き上げた痛快な作品……というのを想像していた。
だが、観てみると、アメリカの闇の深さとその恐ろしさを感じさせる内容。
正直、主人公がかわいそうに感じてしまった。
この主人公を演じたトム・クルーズが実にかっこよかった。
最後はバッドエンドだったのが残念でならない。
アメリカをはめたとなっているが、「はめられた」の間違いではないかなと感じた映画でした。
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