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リフレッシュレートとフレームレートの違いとは?初心者でも一発で理解できる完全解説

パソコンやスマートフォン、ゲーム機、テレビなどの映像に関する話題で必ず出てくるのが「リフレッシュレート」と「フレームレート」という2つの用語である。どちらも数値で表され、Hzやfpsといった単位が使われるため、混同されやすい。しかし、この2つは似ているようで役割も意味もまったく異なる概念であり、正しく理解していないとディスプレイ選びやゲーム設定、動画視聴の満足度に大きな差が生まれる。ここでは両者の違いを根本から整理し、用途別にどう考えるべきかまでを徹底的に解説する。

目次

リフレッシュレートとフレームレートの基本的な違い

リフレッシュレートとは何か

リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に画面を書き換える回数を表す数値である。単位はHz(ヘルツ)で、60Hzであれば1秒間に60回、144Hzであれば144回、画面が更新されることを意味する。これは完全に「表示装置側」の性能指標であり、モニターやテレビが持つ物理的な仕様だ。

たとえば60Hzのモニターは、どんなに高性能なパソコンを接続しても、1秒間に最大60回までしか映像を書き換えられない。つまりリフレッシュレートは「表示できる上限」を決める役割を持っている。

フレームレートとは何か

フレームレートとは、映像やゲームが1秒間に何枚の画像(フレーム)を生成しているかを示す数値で、単位はfps(frames per second)で表される。これは主にパソコンやゲーム機、スマートフォンなど「映像を作り出す側」の性能や設定に依存する。

ゲームで60fpsと表示されていれば、そのゲームは1秒間に60枚の画像を計算・生成しているという意味になる。動画の場合も同様で、映画は24fps、テレビ放送は30fpsや60fpsなど、コンテンツごとに決まっていることが多い。

両者の決定的な違い

簡単にまとめると、リフレッシュレートは「画面がどれだけ更新できるか」、フレームレートは「映像がどれだけ作られているか」である。前者はディスプレイ側、後者はコンテンツや出力側という点が最大の違いだ。

リフレッシュレートとフレームレートの関係性

数値が一致していないとどうなるのか

リフレッシュレートとフレームレートは、必ずしも同じ数値である必要はないが、ズレが大きいと問題が起こりやすい。たとえば60Hzのモニターで120fpsのゲームを動かしても、モニターは60回しか更新できないため、120fpsの恩恵を完全には受けられない。

逆に144Hzのモニターで30fpsの動画を再生しても、映像自体が30枚しか存在しないため、動きは30fps相当の滑らかさにとどまる。

ティアリングやカクつきの原因

リフレッシュレートとフレームレートが同期していない場合、「ティアリング」と呼ばれる画面のズレが発生することがある。これは、画面の途中で異なるフレームが同時に表示されてしまう現象だ。

また、フレームレートが不安定な場合、数値が上下することでカクつきや引っかかりを感じることもある。これらは両者の関係性を理解し、適切に設定することで大きく改善できる。

用途別に見る正しい考え方

普段使い・事務作業の場合

Web閲覧や文書作成、動画視聴が中心であれば、60Hzのリフレッシュレートで十分な場合が多い。動画も多くは30fpsや60fpsで制作されているため、体感的な違いはそれほど大きくない。

ただし、スクロールの滑らかさや目の疲れにくさという点では、75Hzや120Hz以上のモニターが快適に感じられる人もいる。

ゲーム用途の場合

ゲームではフレームレートとリフレッシュレートの重要性が一気に高まる。特にFPSやアクションゲームでは、フレームレートが高いほど操作の遅延が減り、映像も滑らかになる。

144Hzや240Hzのゲーミングモニターを使用する場合、フレームレートもそれに近い数値を安定して出せる環境が理想だ。モニターだけ高性能でも、パソコン側が60fpsしか出せなければ意味が薄れてしまう。

動画編集・映像制作の場合

動画編集では、制作する映像のフレームレートに合わせて考えることが重要になる。24fpsや30fpsの映像を編集する場合、高リフレッシュレートのモニターは必須ではないが、タイムライン操作やプレビューの快適さは向上する。

また、正確な表示が求められるため、安定したリフレッシュレートと色再現性の方が重視されることも多い。

数値が高ければ高いほど良いのか

高リフレッシュレートのメリット

リフレッシュレートが高いと、画面の動きが滑らかになり、残像感が減少する。マウスカーソルの移動やスクロールも自然に感じられ、長時間の使用でも疲れにくいと感じる人が多い。

デメリットや注意点

一方で、高リフレッシュレートのモニターは価格が高くなりがちで、パソコン側にも相応の性能が求められる。また、消費電力が増える場合もあるため、用途に合わない過剰スペックになる可能性もある。

フレームレートについても同様で、数値を無理に上げると発熱や消費電力が増え、安定性が下がることもある。

よくある誤解と混同ポイント

Hzとfpsは同じ意味だと思っている

Hzとfpsはどちらも「1秒間あたりの回数」を示すが、対象がまったく異なる。Hzはディスプレイの更新回数、fpsは映像の生成枚数であり、同一視するのは誤りである。

モニターを変えれば必ず映像が滑らかになる

高リフレッシュレートのモニターを導入しても、フレームレートが低いままでは劇的な変化は感じにくい。両者はセットで考える必要がある。

フレームレートは常に固定すべき

用途によってはフレームレートを固定する方が安定する場合もあるが、必ずしも常に固定が正解とは限らない。環境や目的に応じた調整が重要になる。

リフレッシュレートとフレームレートを理解することで得られるメリット

この2つの違いを正しく理解すると、無駄な出費を避けつつ、自分に最適な環境を構築できるようになる。モニター選び、パソコンの性能判断、ゲーム設定の最適化など、あらゆる場面で判断基準が明確になる。

まとめ

リフレッシュレートはディスプレイが1秒間に画面を更新できる回数を示す指標であり、フレームレートは映像やゲームが1秒間に生成する画像の枚数を示す指標である。前者は表示装置側、後者は出力側という根本的な違いがあり、どちらか一方だけを重視しても快適な映像体験は得られない。用途に応じて両者のバランスを考え、自分にとって本当に必要な数値を見極めることが、満足度の高い環境づくりにつながる。

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