朝型神話の方がいますよね。
経営者の方でも自己啓発の本でも早起きは三文の徳から始まり、極端な人は朝の4時に起きて5時には出社する!というような話をよく見聞きします。
いくら朝型の方でも、さすがに4時に起きるのはおすすめしません。
なぜ?
よほど特殊な方でなければクロノタイプ(体内時計のリズム)が壊れてしまいます。
そもそも人間のクロノタイプには朝の4時に起きたほうが良いクロノタイプは存在しない。
人間の生活リズムは日が落ちたら眠くなり日が昇ってきたら活性化するようになっています。
ですから、極端な早起きは夜更かしと同じ。
自分が早起きで成功した経営者の自己啓発本は、サンプル数1で自分の成功体験を語っているだけのものも多い。
例えば、「早起きする人は成功する」ではなく
「私は早起きの習慣で成功したので早起きが成功の理由であったような気がする※ただしサンプル数1」とするのなら良いけれど・・・と化学系の人間としては思います。
↓クロノタイプの診断はDaiGoさんのサイトを参考にどうぞ
夜ふかしタイプのほうが頭がいい!?
アメリカの若者を対象にした実験で、夜ふかしタイプの人のほうがIQが高いということがわかっています。
早寝早起きの遺伝子を持っている人よりも夜ふかし型の遺伝子を持っている人のほうがIQが高いということです。
そもそも人間の体は、太陽に合わせて生活リズムが成り立っているので、本来、普通の人は夜ふかしに体が対応できないようになっています。
つまり、夜ふかしをしながら高いパフォーマンスを発揮することは出来ないわけです。
にもかかわらず、夜ふかしタイプの人は頭が良いから夜も活動できるということです。
つまり、「夜にパフォーマンスを落とさず活動できる=IQが高く、人間派が本来夜に眠くなるという性質すらカバーしている」という研究結果があります。
夜ふかしは何時まで?
ちなみに、夜ふかしといっても朝方まで起きているとさすがに頭がぼんやりするという人もいると思います。
では何時までなら良いのか?
科学的には、さすがに夜中の2時まで起きていたらアウト。
遅くとも2時の時点では眠りに入っている必要があるとの意見が多いようですね。
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