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資産を分割で購入することもあるかと思います。
その場合の経理処理を紹介していきます。
目次
パソコン資産を購入した場合
例)
378,000円(税込)のパソコンを毎月31,500円の12回払いで購入した。
支払いは購入月の翌月から開始するものとし、毎月の利息は500円とする。
なお、当社は税抜経理をしている。
・購入時の処理
(備品) 360,000 (未払金)378,000
(仮払消費税等)18,000
分割で購入した場合であっても購入には変わりませんので、
通常通りの処理を行います。
この場合ですと、30万円以上のパソコンですので、備品ですね。
また、消費税についてはこの時点で仮払消費税等として課税仕入れとすることができます。
そして、相手勘定科目はいつもであれば現預金ですが、今回はまだお金を払っていないため、
未払金(負債)として処理することとなります。
・返済時の処理
(未払金)31,500 (現預金)32,000
(支払利息) 500
返済時は、支払った金額のうち利息がいくらなのかを計算して、
次のように算出します。
減少する未払金=支払金額-支払利息
通常、賦払金の計算書に利息の額が記載されていますので、
その金額を支払った金額から控除することで減少する未払金の額がわかります。
このように、分割で購入することを割賦取引と言います。
割賦取引は、かなり頻繁に出てくるものになりますので、
誤った処理をしないように注意して下さい。
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