映画家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。最後の言葉は?評価感想

ホビー


こんにちはTac^^です。

2010年に「Yahoo!知恵袋」に投稿されて話題を呼び、

ボーカロイドの初音ミクでオリジナル楽曲が制作されたほか、

コミックエッセイ化など、

さまざまなメディアに広がりをみせた、

妻の「奇行」についての質問をもとにしたラブコメディ。

観てきました。


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映画家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。評価最後の言葉

解説

2010年に「Yahoo!知恵袋」に投稿されて話題を呼び、ボーカロイドの初音ミクでオリジナル楽曲が制作されたほか、コミックエッセイ化など、さまざまなメディアに広がりをみせた、妻の「奇行」についての質問をもとにしたラブコメディ。

結婚3年目のサラリーマンのじゅんが仕事から帰宅すると、玄関で妻のちえが血を流して倒れていた。じゅんはあわてて介抱するが、血はケチャップで、ちえは死んだふりをしていただけだった。

妻はその理由は言わず、ただ笑うだけ。

それ以来、ワニに食われる、銃で撃たれる、頭に矢が刺さっているなど、毎日のように死んだふりをする妻に、じゅんは呆れながらも徐々に不安を覚えるようになる。

榮倉奈々と安田顕がダブル主演で夫婦役を演じ、「デトロイト・メタル・シティ」「神様はバリにいる」の李闘士男監督がメガホンを取る。

 

スタッフ

監督
李闘士男
原作(作)
K.Kajunsky
原作(漫画)
ichida
脚本
坪田文
企画プロデュース
宮前泰志
音楽
安達練
主題歌
チャントモンチー

キャスト

  • 榮倉奈々 加賀美ちえ
  • 安田顕 加賀美じゅん
  • 大谷亮平 佐野壮馬
  • 野々すみ花 佐野由美子
  • 浅野和之 蒲原
  • 品川徹 横山
  • 螢雪次朗 進一

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感想

笑いのオブラートに包みながら、お互いを分かっているはずなのに案外分かっていない「夫婦」というものの在るべき姿や、様々な葛藤を乗り越えて紡がれていく本当の家族愛に、思いのほか感動。

全てを語りはしない日本的な奥ゆかしさが、作品全体を通して感じられるのも印象的。

主人公達の少し不思議な人間性には、どうしても観ていて得意不得意が出てきそうなところではある。

観る側の想像に委ねられる部分もあるので、その辺りも好みが分かれそう。

タイトルは割とスゴいですが(笑)、その実は非常に心温まる夫婦愛を描いています。

3年目の結婚記念日を前に、突然死んだふりを始めた不思議な妻・ちえと、そんな妻に戸惑いながらもその気持ちを推し量り、寄り添おうとする心優しい夫・じゅん。

一見滑稽にも思える2人の姿を通して、分かっていそうで案外分かっていない、本来1番近い存在であるはずの夫婦の在り方を、オブラートに包みながら訴えかけてくるようです。

そして、ちえの父親やじゅんの同僚夫婦との関わり合いを経て、ちえが死んだふりをしてきた理由が徐々に明らかになっていくに連れ、本当の家族愛というものの尊さにも、思わず静かに感動させられてしまいます。

「月が綺麗ですね。」

は、やっぱり名言だと思います。

安田顕さんと榮倉奈々さんだからこそ出来た、観終わった後に心がほっこりするような、そんな作品です。

なぜ妻は死んだふりをするのか❓
その答えは最後まで語られなかった。
この妻の幼少期の体験や語っている言葉から、いく通りかの答えには辿り着くと思います。
作り手はただ答えを教えるのではなく、観る側にそれを考えさせる。
相手が何を思い、何が言いたいのかをよく考える。

そんな現代人が忘れてしまった、思いやりの心を取り戻すために。作者はこの作品を作ったのではないでしょうか。
人にはそれぞれいろんな考え方がありますが。

相手のことを全く理解する前に、別れる別れないの結論ばかり急ぐ。

そんな現代の結婚感を、少しは見直すきっかけになる映画ではないかと感じた。

 

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