ガレッジセール川田急病入院?病名は急性肺塞栓症

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こんにちはTac^^です。

人気お笑いコンビ「ガレッジセール」の川田広樹さん(45)が、休養することを6月8日に発表。

数日前に体調不良を訴え、3日前に病院で精密検査を受けたところ急性肺塞栓症と診断されたという。


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ガレッジセール川田急病入院?病名は急性肺塞栓症

川田さんは「検査の結果、急性肺塞栓症と診断されました。まずはしっかりと体調を万全にすることに専念させて頂きたいと思います」とコメントし、今後、通院しながら治療を行って、約2週間の自宅療養を予定しているとのこと。

復帰時期については、医師らとの相談の上で決める、としている。

急性肺塞栓症

とは、心臓から肺に血液を送る肺動脈に血栓ができる事で、血液の循環が上手くいかず、息切れや血圧の低下などの症状が起こる病気。

はじめに

最近、マスコミなどで「肺塞栓(そくせん)症」「エコノミークラス症候群」という病名を聞いたり、目にしたりする機会が増えてきました。

「塞栓」とは、血液の流れに乗って運ばれてきた異物(血栓)が血管をふさぐことです。

心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞という動脈が詰まる病気がよく知られているのに比べ、肺の動脈が急に詰まる「肺塞栓症」「エコノミークラス症候群」の方はまだなじみが薄く、イメージがわきにくいのではないでしょうか。

肺塞栓症は、航空機の座席の狭いエコノミークラスで長時間、座ったままといった状況で起こることがあり、エコノミークラス症候群とも呼ばれています。ここでは肺塞栓症の原因、症状、危険因子、予防法、治療法を順に述べていきます。

「肺塞栓症」ってどんな病気?

肺動脈に血液の塊(血栓)が詰まる病気のことです。

この血栓がどこでできるかというと、9割以上は「脚(あし)」(注参照)の静脈内にできます。

この血栓を「深部静脈血栓症」といいます。

それが血液の流れに乗って右心房、右心室を経由して肺動脈まで運ばれてきて、肺塞栓症の原因となります。

ですから、肺塞栓症と深部静脈血栓症は、極めて関係が深い病気で、二つを合わせて「静脈血栓塞栓症」と呼びます。

肺塞栓症は急性心筋梗塞と比較しても死亡率が高く、この病気が日本より多いアメリカやヨーロッパでさえ、診断がつかずに死亡する方が多いことが報告されています。

どんな症状が?

息苦しさ

肺塞栓症で一番多い症状が息苦しさです。典型的な場合、突然、呼吸が苦しくなり、普段であれば何ら問題なく上れた階段や上り坂で、息が切れ、途中で休まないと、それ以上動けなくなります。

肺動脈が詰まるので、動脈血中の酸素濃度は低くなります。心臓は酸素不足を補うため、頻繁に血液を送り出し、安静にしていても脈拍が増え、1分間で100回以上となることも珍しくありません。当然、呼吸回数も増加します。

このように、肺はたくさんの酸素を取り込もうとし、心臓は酸素をなんとか体に行き渡らせようと懸命に頑張るのです。

息を吸うときの胸痛

次いで多いのは胸痛です。典型的な症状は息を吸うときの鋭い痛みで、胸膜炎の時の痛みと似ています。

肺動脈の血液が急にせき止められるので、肺動脈内の圧が上昇し、肺血管が太くなることや、血圧が下がり、心臓を養う冠動脈の血流が少なくなることも、胸痛の原因となります。

その場合は、前胸部の漠然とした痛みや、胸部圧迫感・不快感といった胸痛を生じることもあります。

失神やショック

このほか失神、ショックがあります。原因は心臓から流れる血液量が減って血圧が低下することや、神経反射の影響があるためと考えられています。病状が極めて重い場合は、突然死することもあります。

心筋梗塞や脳梗塞との違い

ところで、動脈が完全に詰まるか、もしくは狭くなって起こる病気は、心筋梗塞や脳梗塞がよく知られています。

これらの病気では各臓器の細胞の一部が死滅して、組織の一部に元の状態には戻らない「不可逆的」な変化(壊死)が起こり、機能は回復しません。

しかし、肺塞栓症の場合は、肺組織が破壊されるのは患者さんの10~15%程度と考えられています。それは肺組織には、肺動脈とともに大動脈から枝分かれした気管支動脈からも、血液が供給されているからです。

脚のはれや痛み、皮膚の色の変化

肺塞栓症の直接的原因の大半は、深部静脈血栓症<図1>ですから、この血栓症の症候(下肢のはれ、痛み、皮膚の色の変化)が約半数の肺塞栓症の患者さんにみられます。

同じような症状はほかの病気でも起こりますが、特に片側の脚に症状が出た場合は、全身性の病気による症状ではなく、深部静脈血栓症が原因である可能性が高くなります。

心臓病や呼吸器病の患者さんは、それらの臓器の予備能力が落ちているので、肺塞栓症は軽度でも重い症状が出やすくなります。こうした場合、もともとあった病気の症状なのか、肺塞栓症による症状なのか区別がつかず、診断はむずかしくなります。


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