いぬやしき映画ネタバレ漫画との違いは?

LINEで送る
Pocket


こんにちはTac^^です。

『図書館戦争』の佐藤信介監督が『GANTZ』に引き続き、奥浩哉原作漫画を実写映画化した『いぬやしき』(『BLEACH』が2018年夏に公開!)。

実写化作品といえば、公開されるたびに様々な評価や感想が挙げられますが、本作はどうなのでしょうか。

今回はキャストや原作との違い、ラストシーンなどの視点から映画『いぬやしき』の評価、見どころをネタバレを交えながら紹介していきます。


スポンサーリンク


『いぬやしき』
(C)2018「いぬやしき」製作委員会 ©奥浩哉/講談社 (C)奥浩哉/講談社

いぬやしき
いぬやしき
2018年 日本 127分


あらすじ・キャスト情報はこちら

原作結末

末期の胃がんを告知された主人公・犬屋敷壱郎。

ある日、宇宙人に遭遇し、その争いに巻き込まれたことから宇宙人によって人間から兵器が備わった機械へと改造させられてしまいます。

機械となった壱郎ですが、その体で人を危険から救えたことから、人の心があると実感。自分を人間だと信じて生きていくようになります。

宇宙人によって人間から機械へと変えられたのは壱郎だけではありませんでした。

壱郎の娘・麻里のクラスメイトでもある獅子神皓も同様の体に、しかも獅子神は新たな体を使い殺人を繰り広げていたのです。

獅子神は、多くの人の命を奪い、警察を全滅させ、社会を狂わせていきます。

そして娘・麻里の命が危険にさらされそうになった壱郎は、獅子神と闘い、彼の体を引きちぎり空中から川へと落としました。

やがて壱郎は、獅子神によって荒らされた社会と傷ついた人たちを救い、家族が待つ家に帰宅。

機械となっても父親には変わりないと家族は受け入れ、今まで以上の絆が生まれます。

そんな中、3日後に地球に隕石が衝突するというニュースが流れ世界に激震が走りました。

壱郎は地球を守るために家族の心配を受け止めながら旅立ちます。

隕石は壱郎の力によって地球への衝突を回避。

しかし、隕石に立ち向かった壱郎が家に帰ってくることはありません。

やがて、麻里は父の勇敢な姿を題材とした漫画を描き、家族に光を戻します。


木梨憲武、佐藤健だけじゃない!キャストのハマり具合がすごい

キャストは実写化する上で最も大事な要素の1つだと思いますが、映画『いぬやしき』はどの役も納得のいく配役だったのではないでしょうか。

格好良いはずのヒーロー像を覆す、冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎を、木梨憲武はコメディ要素を封印しつつも見事に演じ、原作でも印象的だった闇がかった瞳をみせた佐藤健はまさに獅子神皓そのもの。

また、佐藤はストイックな身体作りのおかげで、作品中で強靭な肉体美を披露。佐藤の代名詞と言っても過言ではないアクションシーンもCG技術も相まって一層迫力のあるものとなっていました。


チョッコーを演じるのは本郷奏多しかいないのでは?


『いぬやしき』
(C)2018「いぬやしき」製作委員会 ©奥浩哉/講談社 (C)奥浩哉/講談社

本作では主役の木梨、佐藤だけでなく、二階堂ふみや本郷奏多など、脇を固めるキャラクターのハマり具合に視聴者からの評価は上々でした。

個人的に二階堂の役は微妙だと思いましたが、

初めは二階堂だとは気づきませんでしたね。

特に、唯一アニメと実写版の両方で安堂直行(チョッコー)役として出演している本郷奏多は、実は実写版『GANTZ』にも出演しており、彼は奥・佐藤作品になくてはならない存在だと言えるでしょう。

また、本郷は2018年4月現在27歳とのことですが、高校生役でも違和感のなさが評価されていました。

その一方で原作ファンからは「獅子神は佐藤健じゃなくて本郷奏多が良かった」という感想もちらほら。


邦画の概念を変えるCG技術に圧倒される!

原作とは違いどこまでも悪役を極めた獅子神皓(ネタバレあり)


『いぬやしき』
(C)2018「いぬやしき」製作委員会 ©奥浩哉/講談社 (C)奥浩哉/講談社

原作の獅子神は、母親やしおんがきっかけで一度は改心するのですが、実写版ではひたすら人を殺し続けています。

映画内でも改心の機会があったように思いますが、どうしても尺の都合上ほぼ人殺しという印象しか映画では感じることができませんでした。

特に新宿の巨大モニターを通して大量虐殺を行うシーンは壮絶。

また、原作ではしおんや安堂を守るため、地球に落下してくる隕石を止めようと「自爆」という選択肢を選びますが、実写版ではそもそも隕石が落ちてくるという設定はありませんでした。

獅子神の最後は犬屋敷に倒されるという形となっています。


壱郎と麻理、感動の親子愛【木梨憲武×三吉彩花】(ネタバレあり)


『いぬやしき』
(C)2018「いぬやしき」製作委員会 ©奥浩哉/講談社 (C)奥浩哉/講談社

実写版『いぬやしき』の魅力はCGを駆使したアクションシーンだけでなく、壱郎と麻理(三吉彩花)が見せる親子愛にもあるのではないでしょうか。

はじめは頼りのない、老けている父親に対して嫌悪感しか見せていない麻理。

しかし獅子神の大虐殺に巻き込まれた際、命がけで自分を守ってくれたことで父親の大切さに気づき涙を流すシーンには心が動かされるものがありました。

やはり2時間という尺では犬屋敷家全員にフォーカスを当てるのは厳しいようで、実写版では麻理に比重が置かれていました。

また、機械化した壱郎の事を知っているのも麻理だけで、剛史がカツアゲをした同級生に立ち向かうシーンは実写では登場しませんでした。


続編を匂わせる?驚きのラスト(ネタバレあり)

原作読者にとっては何より、ラストシーンが驚きだったのではないでしょうか。

獅子神を倒し、麻理も助かり、犬屋敷家にいつもの日常が戻ったシーンの後、スクリーンに映ったのは「いぬやしき」という文字。

そこで終わりかと思いきや、画面がチョッコーの家に移ります。

自分の部屋に入ると目に飛び込んできたのは死んだはずの獅子神が。

チョッコーは戸惑いながらも、獅子神に「ゲームする?」と聞きます。

それに対して「お前は変わらないな」とつぶやく獅子神。

そしてチョッコーがパソコンの画面から獅子神の方へ顔を向けると、もうそこには獅子神の姿はなく、ベランダへの窓が開いているだけでした。

ここで映画版『いぬやしき』は幕を閉じたのですが、なんとも含みのある終わり方に「まさか続編があるのでは?」と視聴者からは声が上がっています。


原作『いぬやしき』未読でも十分楽しめる!

スポンサーリンク


関連コンテンツだよ